子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★★★★☆ 温度はかなり熱め、塩泉なので長湯に注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所に腰掛けのようなテーブルあり
子連れ家族のための温泉ポイント
青森県旅行に行く途中、一気に東京から青森まで走るのは辛いということで、初日は秋田県で一泊した。秋田県とはいっても、歩いて数分で青森との県境を越えるような立地。
十和田湖畔温泉とはいうが、湖からはちょっと離れているので宿から十和田湖は見えない。十和田湖畔ではあるが、十和田湖ビューではないということね。十和田神社までは徒歩5分ほど。
この時はミスって、旅行最初の3日間ぐらいのミラーレスカメラのの画像データを全て吹っ飛ばしてしまったので、綺麗な十和田湖の写真もいっぱい撮ったはずなのだがスマホ撮影の分しか残っていない。
それで、泊まった「とわだこ賑山(しんざん)亭」の夕食も囲炉裏での炭火料理で大変美味しかったのだが、こちらも写真がほとんど残っていない。焼き加減なども丁寧にスタッフが面倒を見てくれて、お値段からしてもお値打ちな旅館だった。
特にホタテね。肉厚で柔らかい。陸奥湾の活きたホタテを仕入れて水槽で鮮度を保っているそう。
温泉はというと、温度が34.8度と微妙にぬるく、ぬる湯好きならこのままで全然問題ないはずだが、一般の施設ではまず加温する温度。それもあって、ここ「賑山亭」も加温循環。
お風呂の雰囲気はなかなか良いが、男女別の内湯のみで露天風呂はない。お湯は水彩絵具を溶いたような濁りの無い淡い緑色。もしかしたらタイルが黄ばんでいて、お湯自体は青みがかっているのかも。
肌触りは少しキシつく。モール泉なのか?はっきりしたモールっぽさがあるわけではないが、枯れた草のようなにおいがする。
循環ではあるが、特に吸い込んでいる様子はなく、湯口からお湯が出ているのに浴槽の縁から溢れないタイプ。底からサイフォンで回収しているのかも。
湯船の底は砂利を埋め込んであるので、入浴するだけで足つぼが刺激されるタイプのお風呂。湯上りは顕著に肌がつるつるになった。これは本当。
総じて、お宿は部屋も食事もわりと良く、コスパがいいと思われる。温泉はいまいちなまっている感じだが、浴後の肌感は悪くない。検索サジェストで何かと「とわだこ賑山亭 幽霊」だの「賑山亭 殺人事件」だの出るのはかわいそう。別に普通の旅館ですよ。新しくはないけど小ぎれい。