子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめ適温
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッド有り
子連れ家族のための温泉ポイント
海に面していて、昭和の時代に建てられた風な少しくたびれた大型旅館が多い西浦温泉。半島の先端に位置しているので三方が海に囲まれている。中でも最も先端に近いところに建つ「ホテルたつき」は眺望自慢の宿。
三河の誇る徳川家康が生まれた岡崎城が、別名を龍城(たつき)と呼ぶことからホテル龍城(たつき)。
とはいえ西浦温泉は岡崎城とはちと離れているような…。
館内は戦国武将をイメージしているのか、鎧兜などを飾り、どこかキンキラキン。それも昔ながらの大型観光ホテルに来たと思えばノスタルジックかもしれない。
温泉は27度の源泉を加水加熱循環使用。そんなわけでお湯の印象はとても薄い。水道水とあまりかわらないキシつきがあり、無色透明。しかしさすがにお風呂からの眺望は素晴らしい!
浴室は男湯が1階、女湯が3階。これは固定で男女の入れ替えは行っていないもよう。
最初見た時は、お風呂というよりリゾートプールのようだと思った。内湯は広々として、窓からは水平線一望。圧注浴の渦を巻く六角形のお風呂と、窓に沿った形をした大きなお風呂がある。いずれも底の青いタイルがレトロで綺麗。桶はケロリン桶。
露天風呂は一部浅くなっていて、壁を背に寄りかかるとちょうどよい半身浴になる。温度は少しぬるめ。そして柵があるだけで塀は無いので海が良く見える。この日は曇りだったが夕日も見えた。
サウナはあるが水風呂はなかった。ととのいイスはリゾートのリクライニングチェアがあって、この場所によく似合っている。
湯上がりは肌にパウダリーなサラサラ感があった。温泉らしさはこのくらいかもしれない。