「もうそろそろ上がろうよ」
「まだもっと遊んでいたい」
最後にウォーターパール風呂という、点滅する光の視覚効果で落ちる水滴をパールみたいに見せているお風呂に入って(目がちかちかした)、それから裸浴のお風呂に移動した。
お風呂は何と言うこともない長方形のもの。
吹き抜けになっていて、見下ろすとちょうどアクションスパゾーンが下に見えている。
洗い場の後ろにはエステかマッサージに使われていたとおぼしきベッドがぽつりと置いてある。何だか変な感じだ。
お湯は期待していなかったが、それでもがっかりした感は否めない。
一応温泉なんだと言うけれど、どこにも温泉らしさは残っていなかった。スカイスパゾーンやアクションスパゾーンで使われているのが水道水と入浴剤だろうというのは思っていたが、温泉を使っているお風呂ゾーンのお湯だってそれらと何も代わりはなかった。
まあいいや。
ここはあくまでも遊びに来たつもりで、温泉を希望して来たわけじゃない。
ただ、そうは言うけど受付前にはこの時間も浮き輪やビーチボールを手にした家族連れがいて、みんなプールで遊ぶのを楽しみに
アクアパレスに入っていく。
これで屋外プールが温水じゃなかったと知ったらみんな怒るかな。それともアクションスパゾーンの流れるプールで満足するかしら。