大阪屋に寄った関係から、洋館街がある通りの一本奥の通りを東側に歩いて、市立観光館から見て遠い青森銀行記念館から見ていく。
中も見学できるが中までは入らなかった。
ここは旧第五十九銀行の本店だった場所。明治37年建築でルネッサンス様式。国の重要文化財に指定されている。
こういう建物は長崎や函館でいくつも見てきたが、古くから開かれた港町ではない弘前にこのような洋風建築が数多く残されているのは不思議な気もするし、非常に素晴らしいことだと思う。
次に見えてきたのが旧東奥義塾外人教師館。
ベージュの外壁に窓枠や柱の濃緑色の縁取りが可愛らしい。レンガの煙突も付いている。
明治時代の建築。
東奥義塾という私学校に招聘した外国人宣教師たちの居住地として建てられた。
この旧東奥義塾外人教師館から大通りを外れて遊歩道に入ると、そこは洋館のミニチュア建造物群となっていて、弘前の洋館14棟が10分の1サイズのミニチュアとなって展示されている。
展示といっても屋内ではなくふきっさらしの状態だ。東武ワールドスクエア(行ったことないけど)の弘前洋館版みたいな感じ。