海峡保養センターと養老センターの二ヶ所、かなり近い立地にあるが、大間崎レストハウスで入手した観光マップには養老センターは影も形も記載されていない。
とりあえず電話番号をカーナビに入力して海から離れる道を進んでいくと、まず海峡保養センターがあって、そこを通り過ぎるとすぐに養老センターがあった。
養老センターの駐車場の一角に向日葵の植えられた子宝観音の祠あり。
温泉棟の建物は、入口が男湯と女湯に分かれているのでそのまま銭湯方式なのかと思ったら、休憩室があり何故か中でまたいったん合流。入口を分けた意味がさっぱりわからない。
休憩室は二室あり、そのうちひとつはソファーやテーブルも個人宅にあるような家具で、たぶん誰かが寄付したんだろうなという感じ。親しみやすい。
脱衣所に4月~10月は8時~8時の営業だと貼紙あり。
タイル張りの浴室は使い込んだ感がある。浴槽の底もタイルでこちらは赤茶色に染まっている。
湯口のところに置いてある桶が朱色のハート形のもので、何だかここの佇まいや養老センターと言う名称と合わなくて可笑しい。
お湯の色は透明に近いけど僅かに白っぽい濁りがある感じ。
最初は磯のにおいが強く、その直後から鉄のにおいが覆いかぶさってくる。
お湯はかなり熱いが入れないほどではなかった。
お湯の中では特に感じないが、出ると乾く前のすべすべ感がわかる。このすべすべ感は塩化物泉系のすべすべ。
とてもあたたまるお湯ですぐにのぼせてくる。汗が引かない。
番台のおばちゃんは、(たぶん海峡保養センターに対して)ここが源泉槽だからよく効くと言う。
特に腰痛・神経痛に効く。この仕事をしていると、まず朝ここに入り仕事をする、その後も冷えてきたらまた入るからいいんだよと、なかなか極楽なことを言っていた。