津和野の町を歩いていると、あちらこちらで「源氏巻あります」という看板を見かける。
源氏巻が定番の津和野土産、津和野銘菓らしい。
いろいろな菓子屋や土産物屋でそれぞれうちの源氏巻をと競っているので、春華堂のうなぎパイや石屋製菓の白い恋人なんかとは違って、東京の人形焼や太宰府天満宮の梅が枝餅のように、いろいろなメーカーが作っているようだ。
当然どこの源氏巻が美味しいのか判らなかったので、たまたま目についた開正堂という店に入った。
重厚な老舗然とした外観が気に入ったのもある。
特に和菓子、あんこ好きな長女が喜びそうだと思ってこし餡、つぶ餡、ゆず餡、抹茶庵、白餡の5本セットを購入。
一週間近く保つと聞いた。確かに帰って開けてみたら真空パックになっていた。
特にゆず餡が美味しかった。
5本セットを購入したら切れ端を袋に入れたおまけもつけてくれた。