金色堂は中尊寺のハイライトなのでぞろぞろと観光客が入っていく。ちょうど私は中国(あるいは台湾?)からのツアー客の一団とほぼ一塊になって中に入った。
子供の中学受験の勉強を付き合って、何度も外観の写真は見たことがあるが、夫と次女曰く、あれは金色堂ではなく外側の建物で、本物の金色堂はその中にしまわれていてちっちゃいとのこと。それは何度も聞かされていたので、中に入っても自分は特に驚くことは無かった。
外の建物より一回り小さな黄金のお堂がそこにはあった。
お堂が金色であるだけでなく、その中に何体もの金色の仏様の姿が見える。隣の中国人は両手を合わせて素早く何度も頭を下げてお祈りしている。その時、ああ、日本の拝礼の仕方と違うんだなと思った。
その後、また夫には待っていてもらって讃衡蔵にも入ってきた。こちらは毛越寺の宝物館とは規模が違って見ごたえがあった。入って良かったと思う。