*07*
海越しに、ライトアップされたアメリカンウォーターフロント この写真を撮っていたらカナが「ママのフラッシュはまぶしくない」と言った。 「ママ、フラッシュ使ってないよ」 「えっ、ほんと?」 ほんとですとも。今回のTDSの写真でフラッシュを使ったものは一枚も無い。 暗い所の撮影はカメラを手すりなどで固定して。動いている被写体はISO感度を上げて撮影するのさ。 |
リトル・クリスマス・ストーリーの後どうするかは悩んだ。 このとき既にメディテレーニアンハーバーではブラヴィッシーモが始まっていた。 通常の夜のショーであるブラヴィッシーモが終わってから、クリスマス限定の夜のショーことキャンドルライト・リフレクションズが始まるまで一時間半程度しか無い。 リドアイルなどベストポジションは既にブラヴィッシーモの時点で場所取りされていて、そのままキャンドルライト・リフレクションズまで動かないと見るべき。 すると、今から焦ってもしょうがないような気がするし、一方ブラヴィッシーモ中から目ぼしいポイントを手に入れておかないと、キャンドルライト・リフレクションズはろくな場所で見られないかもという気もする。 とにかく立ち見は全て3列目になってしまったらアウトだ。 2列目でもきつい。 「でも乗り物乗りたい!」とレナ。 カナも賛同。 それじゃどこに行く? 但し、キャンドルライト・リフレクションズがいい場所で見られなかったとしても文句は言わせないぞ。 |
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レナの希望でマーメイドラグーンへ。 既に6時半だからそろそろ小さいお子様はお帰りになる頃。 昼間よりは気持ち程度空いているか。 |
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5分待ちでワールプール。 15分待ちでブローフィッシュ・バルーンレース。 |
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もっと乗りたいという子供たちを説得して、早足でミステリアスアイランドを突っ切り、メディテレーニアン・ハーバーの水際までやってきたのは6時55分ごろ。 あと1時間15分でキャンドルライト・リフレクションズが始まる。 1時間を切ったら、もう場所はまったく見つからないとみて間違いない。 ハーバーの水際は全て誰かに取られていた。 とりあえず2列目は余裕だが、1列目はずらりと誰かが場所取りしている。 しかもここはちょうどリドアイルとは対岸だから、決して良い場所とは思えない。 良い場所じゃないのに2列目はちょっと・・・。 |
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何か巨大なケーキの台のようなものが水面を滑るように中央に現れた |
そこで良い場所を思いついた。 昼間うろうろしたフォートレス・エクスプロレーションだ。 あそこの城壁ならばここと角度的には変わらないが、上から見下ろす分、全体が見渡せるに違いない。 急いで子供たちを連れてフォートレス・エクスプロレーションを昇った。 しかし考えることはみな同じ。 こちらの城壁も全て1列目は占拠されていた。 仕方なく適当な城壁の2列目に並ぶと、1列目に並んでいた人が親切に「お子さんは2列目じゃ何も見えないと思うわよ。大人がずらっと立っちゃうから」と教えてくれる。 とほほ。 今場所取りをしている人だけじゃなく、時間になるともっと大勢集合するってわけね。 「でも他の場所ももう空いてないんです」 こう言うのが精いっぱい。 |
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城壁は凹凸がある。 カナの身長では凸部は背伸びしてやっと。 レナは凸部ではまったく見られない。凹部でないと無理だ。 城壁の凹部はほんの少し。ほとんどが凸部だ。 私は二人を凹部の2列目に並ばせて、そこから数人分離れた凸部にぎりぎり一人分の1列目の空きを見つけて体を入れた。 ところが私が体を入れてすぐに、足もとにぐいぐいと他人の鞄が押し込まれた。 ええっ、いくらまだ敷物を敷いて自己主張してないって言ってももう私が体を入れているんだし、この一人分の狭いスペースをさらに半分持っていこうっちゅうの?そこの人、無茶だよ。 おかげで身動きとれなくなっちゃった。 ちょっとでも体を動かすと、鞄を押し込んだ人が私のいたスペースまで取っちゃうことが判ったので。 苦しい状態で1時間以上も待つのは辛い〜。 |
回る船がに灯された小さなキャンドルがだんだん明るくなる。 いつの間にか中央のケーキ台のようなものが、真中が持ち上がって円錐形に! |
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赤い花火が左右から中央に向けて上がって、それと同時にツリーに点火がされた |
結局私より体の小さなカナに、そのスペースは死守してもらうことにした。 2列目でも見られないならとカナもレナも凹部からこちらに呼び寄せた。 そして本番が始まる前に、最寄りの凹部にいたカップルにお願いして、ほんの30センチほど隣へずれてもらった。 隣はカナが死守した凸部のスペース。 凸部と凹部の30センチを取り換えてもらうことによって、ようやくうちの子供たちにもメディテレーニアン・ハーバーの全容が見えるようになった。 一番小さいレナが先頭。 その後ろにカナが立って、カナの後ろに私が。 身長が違うので、三列になってもみんなでよく見える。 ずれてくれたカップルさん、本当にありがとう。 さあ、ラストでキャンドルライト・リフレクションズを紹介するよ。 |
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TDS*2008 ハーバーサイドクリスマス2008 8へ続く
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