この歩行用の足湯回廊は、トンネルの湯という源泉を掛け流しにしてあって、ただの通路ではなく底に等間隔に石を埋め込んだ足つぼマッサージタイプの足湯になっている。
これが結構痛い。でもって結構効く。
あっためながら体重を掛けてツボを押しているので、歩いているとマッサージ効果で全身がぽかぽかしてくる。
しかし半周回るとそのまま反対側の回廊に行かれるわけではなく、また元の場所に戻って反対側を歩かなくてはならないのはなかなか効率が悪い。
左右両方とも歩き終えて、外に出たら今度は飲泉堂へ。
足湯と同じ敷地内に温泉を飲泉できるやっぱりガラス張りの喫煙所みたいな建物がある(別に喫煙所じゃないが)。
公園の水飲み場みたいな飲泉口から飲むための紙コップにお湯を受けるのだが、「下の取り出し口から一枚ずつ引き出しお使いください」と書かれた紙コップ収納ケースは空っぽ。
あれ?あれ?と怪訝そうに覗き込んでいる私を見て夫は笑いながら後ろを指差す。
後ろの卓上にはタッパーに入れて沢山置かれた紙コップ。
えー、なんかむかつく。
ちなみに湯っ歩の里の飲泉堂のお湯は昨夜飲んだ上会津屋の源泉にちょっと似ていた。