沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*
体験王国むら咲むらというのは、1993年にNHKで放映された大河ドラマ 琉球の風 DRAGON
SPIRITで使われたオープンセットをそのまま利用している観光施設。
体験王国の名の通り、沖縄ならではの体験ができる様々な工房がおよそ30近くも集まっている。
むら咲むら全体を統括運営しているのはククルリゾートという会社だが、中に入っている工房はそれぞれ独自の運営だ。
いつも観光施設での体験というと、ついついコストパフォーマンスなど考えてけちけちしてしまいがちな我が家だが、今回は海に行かれなくなったということと、昨日散々な目に遭ったカナに沖縄の楽しさを満喫してもらおうと立てた計画なので、子どもたちがやりたいと言った体験は好きなだけやらせてあげようと思っていた。
まずは入場料を払う。
大人500円、中学生400円、小学生300円だ。
無料冊子のゆくるポンにむら咲むらのクーポンが付いていたが、これは入場料ではなく一部の体験に関するクーポンのみだったので結局使えなかった。
受付でお金を払い終えてゲートを潜ろうとすると、足下に蝉が一匹仰向けになっていた。
死んでいるのかと裏返したら、突然息を吹き返し、凄い勢いで飛んでいってしまった。ああ吃驚した。
駐車場で隣に停めてあった車
あのー・・・窓、開けっ放しなんですけど、構いませんか?
施設に入って最初の建物に、各工房での作品などが並べられている。これを見て、自分のやりたいことが選べるようになっている。
一番最初に目に付いたのは木の工房あさひというところのビーチ漂着物などを使って作るランプだ。
ここは貝や珊瑚やガラスのかけらを使ってランプや時計などのインテリアを作ることができる。
これは絶対二人が気に入りそうだぞと思ったら案の定。
最初はなかなかこれと言い出さないものの、他の作品を見てもあまり興味を示さず結局インテリアの所に戻って来る。
「これにする?」
「・・・うん」
他にも琉球ガラス細工を作る工房や、紅型、藍染め、漆塗り、ミンサー(花織り)、かんから三線、ジンベイザメのフィギュア作りなどいろいろ面白そうな体験があった。
シーサーの色塗りだけは、今回の旅行の後半でやることが決まっていたので、パパはこれ以外なら何でも選んで良いんだからねと言った。