1.お祭りの日程を調べる
私たちはお祭りにあわせて旅行先や旅行日程を決めることは無いが、旅行が決まるとその近くで開かれるお祭りが無いか調べる。
お祭りで混雑するのは嫌いなくせに、お祭りで盛り上がるのは好き。
去年の沖縄旅行では名護のネオパークオキナワで開かれたふうりん祭りに出かけた。
今年の日程には何か無いか・・・海洋博公園で行われる30周年記念のサマーフェスティバルはちょうど出発前だしと、いろいろ探してみたんだけど、沖縄の各市町村の公式頁や観光協会のイベントスケジュール頁は呑気にも何年も更新していないところも多く情報が集まらない。
10日間もいるのに北部でこれという祭りは見つけられなかった。
ところが・・・
「ふふふ、見つけちゃったよ。ちょうど滞在中の金・土に本部町でお祭りがあるんだ」
パパがA4のプリントをひらひらさせた。
「えっ、嘘っ」
あんなに探しても見つけられなかったのに。
「どうやって見つけたの?」
「本部町の役所のサイトの町民向け広報に入って、PDF文書をプリントアウトした」
そ、そこまで・・・やるか。
祭りのポスターをプリントした用紙を見ると、金曜日は前夜祭で闘牛とエイサー、土曜日がメインで大人のハーリー、子どもハーリー、その表彰式と出し物とフリーマーケットが開かれると載っている。
ハーリーとは爬龍。つまり飛龍を象ったボートのレースだ。
中国から伝わったもので、梅雨時を中心に沖縄各地で行われている。
これにも興味はあるけど、やっぱり前夜祭の闘牛とエイサーが気になる。
「前夜祭は夕方6時からだから、今日の昼間は古宇利島のビーチで遊んで、帰りに本部半島から帰ってくることにしよう。そのときに海洋祭りに寄ればいい」
うーん、でも、海で遊んだらべたべただよ。
シャワーとか着替えとかどうしよう・・・まあ、なるようになるか。
六日目 2006年7月21日(金) |
早起きしておにぎりを握るほどの気力は無かったから、お弁当を買っていくことにした。
マンション近くの海沿いの道に何軒かの弁当屋が軒を連ねている。
去年の旅行の最終日にもここで朝ご飯を買った。
うみほたるという名前の店。何でここを選んだかというと、いつも一番賑わっているからとパパが言う。
詰め合わせの弁当とかポーク卵おにぎりとか、だいたい100円~250円ぐらいでとても安い。
私たちが買い物をしている間にも、労働者風のお客さんが次々と来客していた。