4.水納島のビーチ
さて、水納島の船着き場の両側に白いビーチは広がっている。
海を前にして立って、左側が遊泳区域となっている。
去年は何も考えず誘導されるまま左に来てそこで泳いだが、トイレに行く途中右側のビーチを見かけて、そちらも気になっていた。
左側が沖に消波のための石垣があり砂地中心であるのに対し、右側は海の色からして珊瑚が多そうだった。
海水浴に向くのは左側としても、シュノーケルして楽しいのは右側じゃないか?
去年は8月の週末だったので人出も多く、左がパラソルでいっぱいになると、右にも沢山の観光客が流れていった。
だから今年は最初から右側のビーチに陣取ることを考えたのだが、
「やっぱり左にした方がいいかな」とパパ。
左側は遊泳区域の区切りのロープがあるし、常時ライフセーバーが見張っている。右側は本当は泳いじゃいけないか、さもなければ自己責任でということになるんだろう。
「後で様子を見て右にシュノーケルだけしに行ってもいいから、とにかくパラソルは去年と同じ場所に立てよう」
いろいろ考えた末、結局安全な左のビーチに荷物を運びこむことにした。