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海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*

9.歓会門と瑞泉門






 守礼門を潜って坂を上れば次の立派な門が見えてくる。
 日本の他の城と違い、どことなく中国的な作りだ。
 歓会門。
 意味は「歓迎」。これが首里城の正門にあたる。

 しかし暑い。
 空からは容赦ない太陽の光が照りつけ、坂道や石段を一歩登るごとに体力が地面に吸い取られていくような気がする。
 首里城は写真で見ていただけなので、こんなに高低差があるとは思わなかった。
 やはり城は国の守りの要。
 石垣を巡らせ、ひときわ高い立地に建ち、威圧感を持って周囲を睥睨している。



歓迎を意味する歓会門はウチナーグチで言うところの「めんそーれ」というところかな。ちなみに「めんそーれ」は参り候えがなまったという説が有力。
■左上 歓会門  ■右上 歓会門を守る高貴な顔のシーサー
■左下 スタンプラリーをするカナとレナ  ■右下 次の瑞泉門へ続く石段



 瑞泉門の手前は石段になっている。
 ふと見ると、右手に下へ降りる別の石段がある。
 降りてみると水場があり、龍の口から清水が滴り落ちていた。
 これは龍樋(りゅうひ)。湧き水で飲み水として使用されていた。瑞泉門の名もここから来ている。

 門を潜るとき、またぐ部分がある。
 これをカナは「お父さんの頭だよ。これは踏んじゃいけないんだ」と教えてくれた。
 最近、社会科見学で習ってきたらしい。
 この辺りからだんだん景色が良くなってくる。首里の町から海まで見渡せる。





清流の湧く瑞泉門、琉球王朝時代、この水は実際に飲み水として使われていた。真夏も涼しげなスポット。泉は門の手前の石段を下りていかないと見つからない。
■左上 瑞泉門  ■右上 今も竜の口から湧き水が流れる
■左下 瑞泉門を守るシーサー 門のシーサーたちはみんな顔つきが違う  ■右下 瑞泉門から見下ろす景色




1-10漏刻門、広福門そして有料エリアへ続く


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