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美ら国訪ねて
*子連れ沖縄旅行記*

10.ビタローに舌鼓



 テーブル席と座敷席があったので、座敷の方に座らせてもらった。
 半端な時間だけどお客さんがちらほらと入っている。
 昨日、古宇利島でウニを食べ損ねてしまったから、ウニイクラ丼と・・・それから魚の煮付け。
 「煮付けは何の魚があるんですか?」とパパが訪ねると、
 「マダイと、○△▽と、▽○×○」
 マダイ以外は聞き取れなかった。この辺りで捕れる熱帯魚には沖縄特有の呼び名がついているので一回聞いただけではよく判らない。
 「一番美味しいのはどれですか?」
 「それは、▽○×○かしら」
 「すいません、もう一度その魚の名前を教えてもらえますか?」
 「ビタローよ」
 「ビタローですか。じゃ、そのビタローの煮付けをお願いします」
 ビタローなんて面白い名前。
 キタローみたいだな、とパパが言った。
 東京に帰るまで覚えている自信がなかったので、割り箸の入っていた袋に「ビタロー」とメモした。
 帰りがけに店のレジのところに沖縄の魚一覧が描かれたポスターが貼ってあったので、ビタローを探したら、ビタロー(ハナフエダイ)と載っていた。


魚しんの店内、ウニイクラ丼、ビタローの煮付け

どちらも定食で頼んだのでもっといっぱい料理があったのですが、ついつい一番美味しいメインディッシュだけアップで撮影してみました


 さてこのビタロー、もう、めっちゃくちゃ美味しかった。
 一口食べて、「ウマ~」と思わず呟いてしまうほど。
 ウニイクラ丼だってとても美味しかったのにすっかり霞んでしまうほどだった。
 沖縄のウニは結構あっさり味だ。
 旅の終わりに美味しいものに出会うと、何だかとっても得をしたような気になる。
 今日はもう、このビタローで幸せいっぱいだ。



8-11.日本最南端のサービスエリアへ続く


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