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◇◆野沢温泉&子連れスキー旅◆◇

13.食べる間も惜しんでワカサギを釣る











 ようやく仕掛けのセットが終わると、今度は糸を湖に垂らす。
 ひゅるひゅると重りをつけられた仕掛けは湖の奥深く沈んでいき、底までついたら少し引き上げておく。
 ここまでが基本的な準備で、後はこの竿を軽く上下に振って魚をおびき寄せ、アタリがあったらぐいっと竿を持ち上げて獲物をハリに引っかけるようにし、それでも動きがあったら本格的にリールを巻き上げる。
 お兄さんはたまたまカナの竿を使って説明してくれたが、その仕掛けをおろしたとたん・・・
 「引いてる引いてる」
 私もピクンと竿が揺れたのを見た。
 お兄さんに指示されてカナが見よう見まねでリールを巻くと、あらなんと二匹もハリにかかっていた。

 幸先いい。
 というか、先客の視線が痛い。

 「とにかく上下に振って、数秒待って、アタリが来なければまた振って、ずっとその繰り返しですよ」と最後に言って、お兄さんは入口の方に戻ってしまった。
 さあて釣るか。
 2時間半しか無いし。


座敷と壁の間に隙間があって湖面の一部がのぞいている。
ここから糸を垂らすのだ。
誰が思いついたんだ? 確かにどんなに寒くても吹雪いていても快適に室内で釣りができる。


釣れた




どれどれ?


釣れた釣れた



 2時間半後。
 結果は、カナが最初の二匹プラス自力で一匹。
 レナが完全自力で一匹、私やカナに引いてると言われるがままに巻きあげて三匹の計、四匹。
 パパが三匹。
 私はゼロ・・・の十匹が本日の釣果となった。
 私はゼロとは言ってもレナのサポートはしたし、まあみんなで力を合わせて十匹というところよ。

 お隣の家族は釣りあげたワカサギを1.5リットルのペットボトルに水と一緒ににょろんにょろん詰めていた。はあー、ああいう持ち帰り方もあるんだと目が点。
 我が家は急な計画だったので入れ物は何も無し。とりあえず借りたおもちゃのプラスチックバケツに入れたまま。


本日の最終釣果




3-14屋形船の帰還へ続く


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