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◆◇奥日光湯元温泉◇◆雪と湯煙と苺の旅 3-3
3.日光霧降スケートセンター
私が子供の頃の貸し靴って、みんな黒い靴で黄色い紐だった。
その頃は白いスケート靴にとても憧れていた。
今は貸し靴もみんな白なのね。
しかも紐じゃなくて大人のはマジックテープ、子供のはスキー用ブーツみたいな留め具になっている。スケート靴も進化しているんだ。
子供たちにはヘルメットも借りた。
服装は下は普通のズボン、上はスキーウェアを着せた。手袋もスキー用をはめさせた。スケートリンクなのにスキーウェアって変かなと思ったけど、リンク上には他にもスキーウェアの子供が沢山いたので、みんな考えることは同じなんだなと思ってしまった。
滑れない人のために、有料で椅子のような補助台のようなものをリンクサイドでレンタルしている。
とりあえずひとつ借りてみた。
30分、500円。
座るところもあるが、とりあえず子供たちはそれで体を支えながら滑ってみた。
意外に重いので子供の力では扱いにくい。
二人で押すと、どうしても一人が転んで上手く行かないので、結局レナは離れてしまった。
一人になったレナをパパが特訓する。
パパはスキーの時にもレナはちゃんと教えたことを実行できたので、教え甲斐があると思っている。
対するカナはスケートを楽しみにしていた割には、いざ氷の上に出ると怖くなったのか、補助台から離れようとしない。
結局カナは補助台につかまったまま30分が経過してしまった。
「カナ、ちょっとは捕まらないで滑ってみたら」
「やだ。怖い」
「レナを見てご覧よ、すぐにカナより上手に滑れるようになっちゃうよ」
「・・・」
時間が来て、否応もなく補助台は返却される。
ついにカナも覚悟を決めなくてはならなくなった。
パパに一緒に滑ってと頼む。ママとじゃ、嫌なんだって。
そしてがんばって滑りに行ってしまった。
後に残されたのはレナとママ。
最近はこんなのがあるんですねぇ カナは恐がり。最初はなかなか一人で滑れない。