1.東北道を北へ・・・
初日 2005年2月11日(金)
冬空は快晴。
午前8時、東北道を走っている。
東京を出たのは朝7時過ぎ。こんなに遅いのは珍しい。
というのは、小学一年生のカナがまだ、病み上がりだったからだ。
暖冬と言われた今年の冬は、年明けから急速に冷え込み2月に入ってからは雨もふらずからからに乾いていた。案の定、インフルエンザが猛威を振るい始め、あっさりとカナは流行に乗ってしまった。
カナの回復が遅れたり、家族の誰かにうつっていたら、前々から決めていた今回の旅行はお流れだったが、幸いぎりぎりで学校にも行かれるようになり、我が家の療養旅行(?)は決行されることになった。
いつもなら朝6時には出発している。
宿のチェックインは早くて午後2時、遊ぶところや日帰り温泉も午前10時にならないと開かないことが多く、早出は渋滞が避けられるのはいいのだが、初日の時間つぶしはいつも悩ましい。
今回の行き先は日光湯元。
冬の日光湯元は過去二回訪れたことがある。一度は子供たちが生まれる前、二度目は三年前(
日光湯元雪遊び日記参照)。あそこには温泉だけじゃなく、こぢんまりとしたスキー場もある。スキー場で初日の昼間を過ごせればちょうど良かったのだが病み上がりには辛いだろう。そんなわけで今日の予定は変更、苺狩り。
佐野の「いちご畑」が我が家の行きつけ。
いちご畑はJA安佐の経営する苺狩り専用農場で、数年前にできたアグリタウン花の停車場という観光施設の一部になっている。
予約制で週末の予約は木曜日で締め切り。
予約無しで当日枠に入れてもらうには、オープン10時前には到着して並んでいた方がいいだろう。