10.ミミズクと鷹とハヤブサのショー
ちょうど10時半から牧場イベント広場で鷹匠によるバードショーが行われていたので、今度はこちらへ移動した。
鷹匠は外人だ。ちょっとわざとらしいイントネーションで冗談を交えながらショーをする。
最初はミミズクの滑降。
これは夏に富士国際花園のフクロウショーでも見た[
本栖湖・浩庵キャンプ場便り3参照]。
大きなミミズクは羽を広げて、まったく音をさせずに飛ぶ。
次は鷹。
和名でアカモモノスリと呼ばれるこの鷹は、猛禽類の中で唯一集団で狩りをするのだそうだ。
見物客の中から子供のアシスタントを募り、餌に見立てた引き車を引っ張らせ、鷹に狩りの演技をさせたりした。
最後はハヤブサ。
とても神経質な鳥なので、マスクを被って登場だ。
ショーがスタートしてからマスクを外して目と耳が使えるようにするのだという。
鷹匠がロープの先につけた餌をびゅんびゅん振り回してそれを襲わせる。
ハヤブサはミミズクや鷹と違い、途中で止まり木にとまらず、スピードを駆使して弧を描きながら飛び回り、疑似餌を捕獲した。