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鳴子温泉巡り旅
5.夜の飯坂温泉へ繰り出そう
部屋はそんなに広くなかった。既に四人分の布団が敷いてあった。
いや、もう十分。料金から言ったら申し訳ないぐらい十分。
部屋の壁や柱は古くてがたがきているが、お茶とお菓子だけじゃなくて人数分のおしぼりまで準備されていて、その上タオルや歯磨きが入ったアメニティ袋が子供の分までちゃんとある。子供用は袋やタオルにも柄が付いていてコアラの形の石鹸が入っている。こういうのがあると、子供は自分も一人前扱いされていると思って嬉しいんだ。
女性は色浴衣も選べるようになっていた。ロビーの所に準備されていて、宿泊者は自由に選び、着付けまで手伝ってもらえる。
建物の改築には手が回らなくても、いろいろ工夫して宿泊客が快適に過ごせるよう考えているのは嬉しいと思う。
さあそれでは荷物を置いたら食事のできるところを探そう。
ロビーの所に目のぎょろりとした番頭さんらしき男性がいたので聞いてみた。
「ここから飯坂温泉の中心まで歩いてどのくらいですか?」
「ホテルじゅらくの辺りが中心ですかね。7、8分ですよ」
「今回は何時に到着できるか判らなかったので夕食抜きで泊まらせてもらうことにしたのですが、この辺りで食事のできそうな店とかありますか?」
「・・・飯坂というのは温泉に入った後、一杯飲み歩くようなところで、食事のできるような店はあまり無いんですよ」
うーん、やっぱり。
でもとにかく行くだけ行ってみよう。
■左 布団を四つ敷いたらいっぱいの部屋 ■お子さま用アメニティセットがついているのは気が利いている
1-6ラーメン提灯に偽りあり
へ続く
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