◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス
6.フライト・オブ・ワンダーとグラン・オデッセイ
しかもミステリアス・エッシャーの開始時間はあまりにもタイミングが悪いことに、私たちがやってくるほんの3分前だったので、次は約40分後、さっさと諦めて他へ行くことにしよう。
ミステリアス・エッシャーの隣のグラン・オデッセイの開始時半はちょうど15分後だったので、さらにその隣のフライト・オブ・ワンダーへ行ってみた。
ホッ、ここは時間割り制じゃない。
待ち時間無くお入りいただけますとあるので、予定には無かったが、最初のアトラクションはここに決めた。
フライト・オブ・ワンダーは、クロネコを連れた魔女の女の子が、悪い魔女にさらわれたお友達を助けに行くと言うストーリー。
クロネコと魔女? どっかで聞いたようなと思ったあなたは正しい。監修は魔女の宅急便原作者 角野栄子だそうだ。
しかし、悪い魔女を倒すのに手に押したスタンプのビームで協力プレイをするところがいまいち判りにくい。
よく判らないうちに終わってしまった。
次にグランオデッセイへ。
そこそこ長い列がアトラクションの建物に吸い込まれていくところだったので最後尾についた。
私たちのすぐ後ろに並んだのは、たぶん中国系の団体客? 油断すると割り込まれちゃうのが嫌だ。
フライト・オブ・ワンダーはタイムスケジュール無しで随時体験できる
このグランオデッセイ、入口に上映時間約15分、所要時間40~60分と記載されている。
よく考えると半端無く長い拘束時間だ。なんと1回につき、1時間近く掛るんだよ。
実はこれ、自分の顔を立体的に撮影し、その立体画像データを使ったSF映画を上映するというもの。
試みとしては面白いんだけど何が辛いと言って、その撮影そのものが猛烈に効率が悪い。
撮影機材がずらっと並んでいるところに、いっせいに顔を突っ込んでパシャリと撮るんだけど、全員は無理で確か6~8回ぐらいそれを繰り返す。
私の並んだ列に撮影に失敗した人がいてその人はもう一度撮影しなくてはならなかったため、最後尾にいた私の回は、他の列の人よりさらに後になってしまった。
そんなこんなでちゃんと撮影できたかも不安だった。
とにかくこの行程がかなりだるい。係りの要領もよくない。
ようやく全部作業を終えてスクリーンに移動し、映写ルームも三室ほどあって仕切られているが、これはちゃんと意味があって、最後はなかなか感動的だった。
問題の登場シーンだが、立体撮影された時のタイミングによったりするのか、はっきり判る場合と、いまいちわからない場合とある。
我が家では、カナがオペレーター役で登場。もろに本人そのものでかなり笑えた。
自分は科学者にそれらしい顔を見つけたが、最後までレナはどの役だかよく判らなかった。
回りの席でも「ほら、お父ちゃん出たよ」とか、「どれが自分かわからないよ」とかいろいろささやき声が聞こえていた。