◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス
アドベンチャーパークは1mほどの高さの緑の木の柵の向こう側だった。
ハウステンボスの一部と言うよりも、アスレチック遊具のある大きな公園のように見えた。
つまり、欧州風とか、オランダのイメージとか、蜂蜜色の煉瓦造りとか、そういうものはまったくない。
入口はとても狭くなっていて、人が二人並んで通れるかどうかぐらい。入口・・・というか、正確には無料ゾーンなのだからハウステンボス有料ゾーンの出口の一つとも言うべきかもしれないが、そこには受付の木の小屋が建っていて、そこからずらっと一列に、アドベンチャーパークの中側に向かって列ができていた。
小屋には「只今、11時台の整理券をお配りしています」の張り紙。
今の時刻が10時ちょっと前だから、1時間後ぐらいの分ということだ。
アドベンチャーパークの料金は、ハウステンボスの入場券を持っていれば1,800円(但し、これはシューティングスターと天空の城の共通料金で、どちらか一方なら1,000円)。
入場券無しでアドベンチャーパークでだけ遊びたいという場合は2,800円。
そしてハウステンボスのとくとくチケットを持っている場合は、一回に限り無料。
とにかく小屋の前に並んだが、順番の来るほんの数分の間に、11時ではなく、12時から入場の整理券に切り替わってしまった。
やはりできたてほやほやの新しいアトラクションだけあって、今ハウステンボスで最も混んでいるといっても過言ではないかもしれない。
ハウステンボス入場ゲートで係りのお姉さんが教えてくれた最初に整理券を貰った方が良いというのは、非常に適切なアドバイスだったわけだ。
まず並んでいる間にアドベンチャーパークの簡単な説明があった。
それから順番が来ると、天空の城の整理券とアドベンチャー共通と印字された蛍光ピンクの紙製のリストバンドが渡された。
そして11時45分までにあそこに見える二階建てバスの前まで来るようにと指示された。
振り返り、二階建てバス・・・ああ、あれね、とすぐに判ったが、これがまた間違いのもとだった。とほほ。このことはまたそのときに書く。
とにかく腕に蛍光ピンクのリストバンドをつけて、11時45分まであと1時間45分、ハウステンボス内で遊んでくることにする。
なんか中途半端な時間だよな。
しかも広いハウステンボスの入口近くまでまた戻ってこなきゃならないのもなかなか面倒。