子連れ温泉ガイド地熱愛好会
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長崎旅行記*小浜温泉湯祭りとハウステンボス
> 1-15野生のイルカウォッチング
◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス
15.野生のイルカウォッチング
イルカウォッチングの船は、湾内では徐行し、しばらく行ってから一気に加速した。
白い水しぶきが上がる。
子どもたちは寒くないというので薄手の長そでTシャツ一枚だが、寒がりの自分は上着を着込んだ。
海風は体温を奪うし、既に日差しはどことなく夕方を感じさせる。
みんな我先にイルカを見つけてやろうと水平線に目をこらした。
船は一直線にぐんぐん進む。
どうやら午前中からの便で、既にイルカのいるエリアに目星がついているようだ。
受付のお姉さんも今日は100パーセント見られますよ、なんて請け合っていた。
出港した島原半島がみるみる遠ざかっていく。
対岸は熊本県。
熊本県の天草諸島で、島としてはかなり広い面積を持つ下島。
船はその下島にどんどん近づいて行った。
どのくらいかというと、もうあと十数メートルで岸なんじゃないかと思うくらいに。
私たち、熊本に上陸しに来たんじゃなくて、イルカを見に来たんだよねと思う間もなく、岸と船との間に背びれが見え始めた。
うわぁ、イルカってこんなに岸の近くまで来るんだぁ。
めちゃめちゃ対岸の天草が近い。イルカの背びれがわかる? これからもっとイルカに近づくよ。
1-16イルカがいっぱい
へ続く
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