4.河口湖でブルーベリー狩り
大石公園内の河口湖自然生活館でもブルーベリー狩りができるというが、公園の手前でブルーベリー狩りの幟を見つけてそのまま左折してみた。幟に導かれるまま進んでいくと、河口湖大石ブルーベリー生産組合のやっている河口湖ブルーベリー園に着いた。
大人千円、小学生800円、40分間食べ放題、さらにプラスチックのパックを有料の人数分渡してくれて、蓋が閉められる量を詰められるだけ詰めてお土産にして良いという。
案内人のおじさんの後に付いていくと、もう果樹園の中は果物狩りをしている人でいっぱい。ラベンダーシーズンの河口湖ハーブフェスティバルは今年は6月18日から7月11日まで、ブルーベリーは7月上旬から8月上旬、ちなみに今年は7月1日からスタートしたそうだ。
だからラベンダーとブルーベリーの両方を楽しもうと思ったら今週が最適かもしれない。混雑しているわけだ。
ブルーベリーはツツジ科の植物で、和名をアサマブドウという。ジャムに使われることが多く、鉄分やビタミンCが豊富だが、特に最近は色素のアントシアンが多く含まれることから目によいフルーツとして知られている。
実はブルーベリーの木は一本だけでは実が生らない。銀杏のように雌雄があるわけではないが、自家受粉できない植物なので二本以上が側に無いと花は咲いても実にならないのだ。
昔、庭でブルーベリーの木を育てたことがある。真面目に肥料をやったりしなかったので、いつも実は数えるほどしか生らず、さらに熟す端から小鳥が来て食べてしまうので、自分たちの口にはまったく入らなかった。
こうした果樹園の場合は、鳥に食べられてしまわないように全体をネットで覆ってしまってる。だからネットの中に入って果物狩りをすることになる。