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宝台樹キャンプ場日記
9.骨酒らぷそでぃ
今夜の友は昨日の酒に加えてkazuさんが携えてきた八海山、yuko_nekoさんたちが買ってきた2004ビンテージの純米酒水芭蕉、そして私たちの持ってきた
オーストラリアのマルベリーで作ったトロピカル・ポートワイン
。
がっちゃんが串を刺した岩魚もよく焼けた。
今回は本当にグルメなキャンプ。酒とつまみにはことかかない。
先輩は芳しくない体調など諸事情により、みんなに惜しまれながらもカレーを食べたところで夜になる前にさよならした。
本日のラインナップ
右からマルベリーのトロピカル・ポートワイン、八海山、水芭蕉 相変わらずお子さまテーブルだけは洒落たカフェ風
ちなみに大人のテーブルは酒瓶と調味料で皿を置く場所も無い
今宵の酒の席での一番の笑い話。
気が付くとパパがどこからか骨酒用の夫婦岩魚を出してきた。
自分は骨酒はあまり好きではないので黙って見ている。
どうも日本酒が無いと言っているらしい。
いい日本酒はあるのだ。八海山とか、水芭蕉とか。でも骨酒にしてしまうのはちょっともったいない。
パパは焼酎で試してみることにしたようだ・・・。
しかし・・・。
飲んだみんなは神妙な顔。
「なんか違う」
やはり日本酒でないと駄目なのか。
諦めないパパは、醤油をたらしてみたりいろいろ試してみたが、何をどうやっても違うらしい。
みんなはてんでに「岩魚が浮かばれないよ」とかなんとか勝手なことを言っている。
そのうちに何故かプロジェクトX風のナレーションで口々に
「誰もが諦めかけたそのとき、そうだ、焼酎が有るじゃないか!と、よしかパパはポンと手を打った」
「しかし、失敗に終わった」
「どうしたらいい・・・チームは再び行き詰まった」
「醤油をたらしてみたらどうだろう、ふいに新しいアイデアが生まれた」
とかなんとか、言い始めた。
もう酔っ払い集団抱腹絶倒。
「同情なんか、いらないやい!!」とパパ。
それから晶さんが用意してくれた花火で子供たちを遊ばせて、寝かせることにした。
レナとちび姫ちゃんはあっさり寝たが、意外にもカナが寝付けなかったようだ。
ぐずぐず言っていると他の二人にも迷惑なので、テントの外に連れ出した。
パパが「眠くないなら寝なくていいよ」と言って、炭の番と肉を焼く係りに彼女を任命した。
結局カナは11時まで起きていて、みんなに焼いてくれてありがとう、美味しかったなどと言われてまんざらでも無さそうだった。
とにかくカナは、レナさえいなければ、いつも借りてきた猫のように大人しい。
そして大人はといえば、やっぱり昨夜同様夜中過ぎまで飲んだくれていたのだった。
がっちゃんたちの買ってきた岩魚 花火の風景
3-1.撤収
へ続く
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