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宝台樹キャンプ場日記

8.プレミア級秘蔵酒と馬鹿鯨



 我が家のカナとレナ、そしてyukoさんちのちび姫ちゃんは、早速テントの中に籠もって遊び始める。
 すっかりテントは秘密基地に変身だ。
 大人は飲みまくる。
 今回はyuko_nekoさんを救う会という名称で、紺碧七さんがまたもやプレミア級の秘蔵酒を何本も持ってきてくれた。
 どんぶり仕込み燃島、辛口焙煎仕込み越後またたび酒、仙人、天の魅惑、アルコール分46度の日本酒越後さむらい、八丈鬼ごろし、小諸ワイナリーオリジナル信濃リースリング・ホワイトブランデー・・・まあ、出るわ出るわ。紺碧七さん本人密造の苺酒まで。
 つまみもすごい。
 我が家持参の鹿刺し(先月栃木の湯西川で購入)と、yuko_nekoさん持参の馬刺であわせて「馬鹿」コンビ。紺碧七さん持参の鯨の刺身と、だださん持参の鰹。
 どれもまあ、ちょっとやそっとでは手に入らないような珍味づくし。
 特に馬刺のたてがみ(脂身)と鯨の脂身をみんなで絶賛。
 飲んでいるところへ本日最後のお客様登場。
 えんぴつさんと消しゴムさんカップル。携えていらしたお酒は粕取り焼酎村山党。
 私はお二人とも初対面。
 えんぴつさんは東京から行く日帰り温泉王選手権の最終決戦にも残った強者でいらっしゃる。でもとてもそんな風には思えない気さくな方だった。
 その間、今度はテントから出てきた子供たちは虫取り網でバッタや蝶を追いかけ、シャボン玉を飛ばし、持ってきた人形を着せ替えていた。
 テントのつもりがテントじゃなかったスクリーンタープの中には、自立式のハンモックがセットされ、辺りがだんだん薄暗くなる頃にはパパの作ったモツ煮もいい具合に煮えてきた。


右からどんぶり仕込み燃島、越後またたび酒、仙人 シャボン玉飛んだ・・・
天の魅惑と、えーと・・・スパークリングワインと、鰹のたたき お子さまにもビール気分で「こどもびいる」(アップルソーダみたいな味、ガラナなんだって。知ってた?)
アルコール分46度の日本酒、越後さむらい みんながこれで救われた・・・鯨の皮の脂身
がっちゃん、男の手料理 えんぴつさんと消しゴムさん持参の粕取焼酎村山党
右から小諸ワイナリーのホワイトブランデー、天の魅惑、八丈鬼ごろし お子さまテーブルはこちら




1-9.ナゾの中山温泉へ続く


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