子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > がんばれ新潟 雪国に春は来たか > 点滅する変形螺旋階段
◆がんばれ新潟 雪国に春は来たか◆3-6
6.点滅する変形螺旋階段
建物の最奥は、外で見上げた鉄塔だった。
暗い中に四角をぐるぐると回っていく変形螺旋階段がついている。
これはキョロロに展示されているアート作品、庄野奏子作「キョロロのTin-Kin-Pin 音の泉」と逢坂卓郎作「大地・水・宇宙」だ。
塔の地下に設置した貯水井戸に落下する湧き水が奏でる音が聞こえると言うが、音より幻想的な光の方に目を奪われてしまった。
ぽっぽっと階段の途中途中で青いラインがか細く点滅する。
見下ろせば、遙か下に赤い光を放つ井戸。
ずいぶん昇ってきた。暗いので距離感覚がつかめない。
途中で子供たちはくじけそうになったが、上から降りてきたカップルがもう少しで頂上ですよと教えてくれた。
タワーの上から変形螺旋階段を見下ろして・・・ さらに同じ場所からフラッシュをオフにして撮ってみた
頂上には展望台がついていたが、子供たちは興味ないようだった。
「これだけ?」
これだけって言われても・・・。
降りて今度は入り口の反対側へ行ってみよう。
通りがかりにさっきの野ネズミのケースを見たら・・・
「いた!」
今度は小さな茶色のネズミが枝の上にいた。カナとレナが寄ってくると、しまった、バレたか、と落ち着きのない目できょろきょろと見回していた。
通路には昔の民家で使われていたやかんなどが展示されていた。
これって、みらい1号館で現役だったじゃんとパパが指さした。
展望台からの眺め
キョロロ。の模型。なるほど鋼鉄の蛇だね
展示品だけど・・・確かに貸民家みらい1号館では現役だったなぁ