◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉
道路標識の通りに8キロで天岩戸神社。
途中でくしふる神社も見かけたけど、思ったより高千穂峡の遊歩道で時間をくってしまったので今回は諦めて通り過ぎた。
高千穂神社は町中にある感じだったが、天岩戸神社はもっと山の方だった。住宅街など抜けるが、鄙びた雰囲気が漂う。
しかしここも高千穂峡同様結構混雑していた。駐車場は満車。橋を渡った先に別の駐車場があるからそちらを使えと誘導される。
こちらの駐車場には何とか入れた。でもこっちもほぼ満車。タイミングによっては入れなかったと思われる。
この駐車場にも「天岩戸神社」と書かれているが、ここは「東本宮」で、「西本宮」に行くには橋を渡れと簡易な地図もある。
駐車場から続く石段は鬱蒼とした木々の中に消えていて、こっちからも行かれるのかなと思ったが、誰も歩いている人がいないので地図の通りに橋を渡ることにした。
車で渡った時は一瞬でわからなかったが、天岩戸神社の西本宮と東本宮を隔てる川はさっき真名井の滝周辺で見た五ヶ瀬川の支流 岩戸川で、やはりここも信じがたいほど深く渓谷を穿っていた。橋自体は高い位置にあるわけではないのに、川が深いところを流れているので、見下ろすとはるか下の方に水の流れが見えてくらくらする。
歩いていると汗が噴き出してきた。時刻は午後3時。何となく日差しは弱まってきたような気がするが、湿度が高く空気がべたべたする。
驚いたのは参道正面の注連縄が張られた鳥居。
観光バスが鳥居の正面を塞いでいる。つまり駐車場が狭いから鳥居の正面まで駐車スペースに使っているらしい。これはちょっと天照大神さまもお怒りになられないかな。手力男(タヂカラオ)神さまにバス退かしてもらわないと。
完全にバスが鳥居を塞いでいるみたいなんだけど、神々はお怒りにならないのか?