◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉
昼食後はひたすら高千穂峡目指して走る。
高森町役場を過ぎたところで325号線はカルデラの反対側から来た265号線とぶつかり、一部共通の国道となり南へ降りる。
しばらく走ったところでまた二手に分かれ、高千穂峡へ向かうのは東へ伸びる325号線だ。
ナビに従っていたらこの高架の下の集落に迷い込んでしまった
比較的単純な道なので迷うことは無いと思ったのだが、何故かカーナビが妙な道を示して一度国道を下りて集落の中に迷い込んでしまった。
多分ナビのマップが古いのだ。
この辺りの国道は真新しかったので、ナビが認識していない。しばらくナビよりも看板を重視して進むことにしよう。
「で、まもなく高千穂峡だけど、高千穂峡のどこに行けばいいの? 駐車場は?」
聞かれて迷う。
高千穂の観光協会サイトからプリントアウトしてきた地図を取り出す。
「高千穂峡周辺ガイドマップっていうのによると、周辺にいくつかある駐車場に車を停めて歩く感じらしい。一番近い駐車場はね、たぶん御塩井駐車場っていう所。高千穂峡淡水魚水族館の側」
「じゃ、そこを目指そう」
ところがさっきの失敗があるのでカーナビよりも道路沿いの高千穂峡方面と書かれた看板を重視して進んでいったところ、どこだかわからないものの駐車場にそのまま誘導され、しかしその駐車場は満車でそのまま右へ進めと指示され、次の駐車場も満車で、結局指示されるまま山道のカーブを下って川の近くの何だかよく判らない場所に出てしまった。
一応入り口に第三駐車場の立て看板がある。
ガラガラだが何台かの車が停まっている。
この駐車場には係員はおらず、私たち同様ここに誘導されてきた車の人たちもみんな降りてきょろきょろするばかりでここがどこだかわかっていないようだ。
誘導に従って辿り着いたのは、高千穂峡の第三駐車場・・・