◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記
平安神宮自体は拝観料というものは無いが、神苑に入るには入場料を払う必要がある。
この時期に平安神宮に来た旅行者で神苑に入らない者もほとんどいないと思うが、やはり観光客はみんなぞろぞろと神苑の入口へ向かって歩いていく。
神苑の中は大きく分けると四つのブロックに分かれており、最初は平安の苑とも呼ばれる南神苑から回ることになる。
南神苑は確かに桜は沢山あって咲いているが、狭い中にやたらと咲いているというか、整っているとも自然な様子とも思えず、天気が良くないことも相まってそれほど良い印象は無かった。
何故か奥の方に日本最古の電車が展示してあるが、屋根のトタン板や説明文の看板が汚れていることもあってこれも今ひとつだ。
しかし西神苑、中神苑と進んでいくに従って、だんだんと手入れをされた庭園らしく雰囲気は良くなり、種類の多様な桜の花もひとつひとつ個性を競っているのがわかってきた。