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◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記

8.ヴィラージュ京都











 十字路の車の量は多い。コロコロとキャリーバッグを引きずりながら観光地らしさの無い歩道を少し進むとすぐにモノトーンの看板が見つかった。駅からの徒歩は信号の待ち時間を含めなければ2~3分というところ。確かにとても便利な立地だ。
 モノトーンの看板と言うが、実際とても目立たない。最初からここにヴィラージュ京都があると知らなければ通り過ぎてしまう。また間口の小ささも如何にも京都らしいウナギの寝床系だ。
 しかし、宿泊料の安さから想像していた古さや安っぽさは無かった。宿泊施設というより小奇麗なマンションの入口といった雰囲気だ。





 中に入ってもまだウナギの寝床らしい縦に長い作りは続いていて、フロントの前も狭い。
 フロントの手前にちょっとしたスペースがあって、そこに無造作にネットを掛けられた沢山のスーツケースが置いてあるのが見えた。私たちの荷物も今ここで預けたらあのネットの下に収納されるのかな?

 前の人が受け付け終えた後で、先に電話で相談させてもらった通り、チェックインまでの時間、荷物を預かってほしい旨伝えると、簡単な手続きで作業してもらえた。
 まだチェックインはできないので身軽になったところで観光に出発しよう。


四条大宮周辺の景色。
ちなみにヴィラージュ京都の部屋の中などはまた後で。



 さて最初の目的地は仁和寺。
 仁和寺までは四条大宮からバス一本で行かれるはず。
 市バスの26番線。御室・山越方面行き。
 えーとね、四条大宮の交差点のどこにそのバスの停留所があるのかもちゃんと事前にネットで調べたんだよ、2番乗り場・・・って、その2番乗り場、どこだよ~。
 四条大宮は多くの方面行きバスの停留所が集まっているので交通の便が良いのだが、集まっているということは、それぞれの方角に合わせて十字路の四方に行先別の停留所が点在しているということ。
 とりあえず阪急京都線の出口に近い停留所に行って表示板を確認してから移動した。

1-9市バスで御室仁和寺へへ続く


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