子連れ旅行温泉日記
紅葉の温泉を探せ 6-2
2.羽黒山の五重塔
駐車場の手前にいでは文化記念館があるが今日は休館日のようだ。
社務所の近くの駐車場に車を停め、鳥居をくぐって歩き出す。継子坂と呼ばれる石段は、両側に数百年を経ていると思われる巨杉が柱のように立ち並んでいる。荘厳な雰囲気だ。
下りきると小さな社がいくつか並んでいる。裂岩、裂根などの札が下がっている。お祀りしている神様の名だろうか。何も下がっていない社もある。豊玉姫の名も見える。
さらに行くと右手に石の橋が有り、滝が見える。
この橋、どうやって掛けたのだろう。橋げたは石を積んであるが、渡されているのはどう見ても大岩一枚で、不思議で仕方ない。
滝の前にも社があり、この滝を祀るために橋も掛けられたものなのだろう。カナとレナもここでお参りした。
幹の太いひときわ立派な杉が立っており、爺杉と名づけられていた。樹齢千年のお年寄りだ。
爺杉の向こうにもう、五重塔は見えている。
平将門が建立、その後武藤政氏により再建されたと伝えられる。高さは30m弱。木造で美しい。誰が供えたのかリンゴが三つ置かれていた。雪景色の中で見たら、また際立つだろうと思われる。
けれど子供たちにしたら、わざわざ見に来たのがコレだと言ってもなかなか理解できないらしい。ふーんで終わっちゃうのが哀しいよう。
私たちはここまでしか行かなかったが、参道はさらに続き、一の坂、二の坂、三の坂と杉並木の間を進むと、三神合祭殿に到着する。三神というのは、湯殿山、月山、羽黒山それぞれの社のことだ。冬には雪深く、湯殿山や月山に詣でることができなくなるため、ここにお参りすると三つの社にお参りしたのと同じだと言うことになっている。
羽黒山神社の鳥居
月山・湯殿山・羽黒山の三山の名が見える
樹齢数百年の見上げるような杉が守る参道
前を行くのはパパとカナとレナ
滝がご神体なのか、滝の前に祠が
下の画像は五重塔、遠景と近景
リンゴが三つお供えしてあった
6-3.梨狩りのつもりが葡萄狩りに…
へ続く
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