◇◆秋の北志賀小旅行◆◇
お部屋は和洋室。
手前にベッドルームがあり、奥が和室。
私は割とこういうのが好きだし、子供たちも自分たちの部屋があると喜ぶ。
但しパパは狭いなという感想。
また、窓の外は駐車場の上に当たるのか真っ平らのコンクリがあって展望らしいものは無い。
そして何故か窓の外、つまり駐車場の上の部分にバドミントンのラケットがひとつ落ちていた。
誰かの忘れ物?
早速荷物を置いてお風呂チェ~ック。
天然温泉じゃないといまいち気合いが入らないんだが。
木島平温泉観光ホテルには、クワハウス木島平という内風呂と、薬師の湯という露天風呂がある。
クワハウス(クアハウスではなく)木島平は夜10時まで。薬師の湯は24時間オープン。
今日の泊まり客は我が家だけだと言うので気兼ねなく使えそうだ。
この宿は部屋数だけは多そうだ。
つまり、合宿やスキー団体に向いている。
露天風呂は廊下の途中から外に出るようになっていて、そこにはガーデン風の白いチェアがあったり、やはり白い妙な仏像があったりしている。
女湯は左手、男湯は右手だった。
お客さんは誰もいないという話だったので両方のぞいてみたが、男湯の方がちょっと広いくらいで全体的な作りは同じ様な感じだった。
でも何か違和感があるな。
何だろう?
お風呂の雰囲気は宿の外観やロビーと比べるとなかなかいい感じだった。
まあ温泉は偽物だったけど(まだ言ってる)、これならいいかも。
平成15年にオープンしたというこの露天風呂はとても綺麗だし、後でみんなで入りに来よう。
上段 ベッドルームと和室のある部屋だった
下段右 何故か窓の外にバドミントンのラケット? 左 大きな食堂
しかし、次に向かった内風呂のクワハウス木島平は困った。
困ったというか、夜10時までに利用して下さいと言うには、明らかに利用を拒否されているような気がする。
まず入り口にごく低いバリケード。
もちろんまたげるが・・・というか、またいじゃえ。
次に電気がついていない。
女湯脱衣所の入り口のドアを開けたが中は漆黒の闇。
手探りで灯りのスイッチを探したがどうしても見つからない。
どうやって入ったらいいの、これ。
仕方なくこちらは諦め、外に出てみた。
外の看板は二つついていて、一つには「木島平温泉観光ホテル」。もう一つには「信州木島平のお城 リゾートホテル サンフェリックス」とある。
・・・ツッコミどころが多すぎてなんとコメントしてよいやら。
それにこの木島平温泉観光ホテルとサンフェリックスは同一なのか別々なのか本館と別館なのかもよく判らない。
なお、隣には木島平高原ホテルというものも建っていて、こちらは木島平温泉観光ホテルが買収して姉妹ホテルとしたものらしい。
部屋に戻るとパパがこの辺に夕食が取れる店がないか、徒歩で探してみようと提案してきた。
外に出るついでにパパにもバリケード付のクワハウスを見せると、彼は私がさっきしたのと同じことを繰り返した。
つまりバリケードをまたいで男湯の脱衣所をのぞき、真っ暗なのを見て取ると、灯りのスイッチを探した。
だーかーらー、私もそれしたんだけど、見つからなかったのよ。
ところでこの低い一またぎのバリケード、翌朝には理由が判った。
この中で犬を放し飼いにしているらしい。小さな室内犬が二匹。
だからといって、客がいるのにバリケード張っとくのもどうかと思うが。
「お城」? 「リゾートホテル」? ・・・というのはおいといて、このホテルの名前は「木島平温泉観光ホテル」なの? 「サンフェリックス」なの? それとも正式名称「木島平温泉観光ホテルサンフェリックス」?