*07*
とにかく三井住友銀行キッザニア甲子園支店では今、銀行員を募集していないということは判ったので他を探さねば。 この頃になると商店街も混んできて、さっきレナが体験したペットショップなど二回先の定員までずらりと並んでいた。 よっしゃあ、作戦勝ち。 ぐるぐるっと適当に大通りを歩いて、私たちの目に付いたのは壁画パビリオン。 ここもある意味キッザニア甲子園オリジナルパビリオン。 まあ、やることはキッザニア東京のデザイン教室の中にある「壁画」と変わらないっちゃあ変わらないのだが、こちらは壁もツルツルしてもっと本格的な壁画っぽいし、何よりお仕事扱いなのでお給料ももらえるし、お仕事カードも違うはず。 目に付いたのは、キッザニア甲子園オリジナルっていうだけでなく、ちょうど二人の子供たちがユニフォームを着ているところだったからだ。 今、やりますと宣言すれば一緒に待ち時間なしで入れそう。 |
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すぐに入れてもらえてレナは壁画をやることに |
ここで使用する用具はポスカ |
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どれかひとつ好きな絵を選んで塗るように言われる。 レナは昨日に続き、またまたバッチェを選んでいた。 最近バッチェ、好きだねぇ。 ひとつの絵をきちんと仕上げてと言われていたが、飽きちゃったと言ってあちこち中途半端に塗りまくっているお子さんもいたようだ。 塗り終わったら記念撮影。この流れはデザイン教室と一緒。 |
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結構丁寧に塗っている。レナの壁画の完成図はこの画像にマウスを置いてみてね |
一緒にやったお嬢さんのビータはなかなか革新的だ |
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またちょこちょこ歩いて他のパビリオンの様子も見て来よう。 大人気寿司屋さん。 いつ行っても2回先ぐらいまで並んでいることが多い。 |
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ジューススタンド。ケールとりんごのジュースを作っている様子は画像にマウスを置いてみてね。ユニフォームが東京と違う・・と思ったら、4月から東京のジューススタンドもこのユニフォームになったんだって。ムーミンままさんに教えてもらった。 |
こちらはビルメンテナンスとビルクライミング。身長制限あり。身長計測のメジャーは画像にマウスを置いてみてね |
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劇場の方角から、裁判所の方角を向いて撮影。 正面の建物の中央は裁判所で、裁判所の隣、向かって左は警察署、右は休憩室(食事などに使えるテーブルと椅子が置いてある。キッザニア東京で言うイベント特設ルーム)。 |
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ちょっと角度を変えて・・・。 右手に見えるのが劇場。 正面が銀行で、銀行の隣、向かって左が商店街入り口。 この画像では見えないが、銀行の向かって右隣りは警備センター。 |
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一方、こちらは印刷工房に入ったカナ。 印刷工房の定員は3名だが、奥に別のチームが見えるように二組が作業をずらして体験できるので回転は良い。 お仕事内容はポスターをデザインするキッザニア東京の印刷工房と違って、ポストカードに活版印刷をするというもの。 まず三台あるパソコンを適当に割り当てられた。 パソコンごとに絵柄が違い、その絵柄に合う背景色を選ぶのが最初の仕事。 |
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カナが担当したのはこの絵柄。 |
透明なアクリル板に印刷する模様と文字が入っているものをディプレイに当てて、背景色を選んだ。青にしたの? |
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それから軍手をはめて・・・ |
アクリル板をよく見せて |
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見本。選んだ背景色は絵柄とともに自動で印刷されてくるので、後は文字と模様を活版印刷機を用いて手動で印刷する。 |
活字を選んでいるところ。使う文字はパソコンを割り振られた段階で決められている。カナの場合は「夢をかなえる国 キッザニア」。それに対応する文字を探す。 |
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これが活版印刷機。ポストカードをセットして・・・ |
がっしゃんとレバーを下ろす。完成作品はこの画像にマウスを置いてみてね |
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キッザニア東京の住宅建築現場とはちょっと違うキッザニア甲子園のモデルハウス |
ところでカナが印刷工房のお仕事中、既にレナの壁画は終わっていた。 まず軽く食事を食べさせて、それから次の仕事を探した。 割といつも空いているというマヨネーズ工場を考えていたが、何故かこの頃はいつ行っても、まだ前の回がお仕事中なのに、次の回の定員が全員揃ってユニフォームを着用していたりした。 割と空いているなら尚更のこと、定員が揃っているときに30分以上待つのは得策でない。 マヨネーズ工場はもうちょっとタイミングを図ろう。 通りかかったとき、やはりキッザニア東京とはちょっと違うモデルハウスの定員にすぐに入れそうだったから勧めてみたが、こちらは本人がやりたくないとのこと。 |
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・・・そうだ。 駄目もとで阪神電車を見て来よう。 もし入れたら今日二回目になってしまうけど、レナは今度こそ希望していた運転士ができるかもしれない。 開園して序盤は相当混んでいた阪神電車だが、昨日こしよさんが推察していた通り、キッザニア東京のパイロットのように、中盤以降に急に空いてくる可能性のあるパビリオンかもしれない。 そこで急いで阪神電車に行ってみると、あっ、二人しか並んでいない。 待ち時間を聞くと30分。 一度は30分待つのは長いかもと思ったが、やはり考え直してレナをベンチに座らせた。 翌日にも予約を入れていた昨日と違って今日はもう後がない。 今日できなかったことは、もう二度とできないかもしれないのだ。 なんたって甲子園は東京と違って遠いし。 スーパーバイザーはレナを見て、あれっ? 今日二度目?と思うかもしれないと思って、先に「さっき車掌をしたのですが、今度はぜひ運転士をやりたいと言うので」と言ったところ、「じゃあ、希望を聞かれたらその時に運転士をやりたいと答えてくださいね」と教えてくれた。 |
・・・そうだった。 必ず運転士ができるわけじゃないんだ。 もし、ジャンケンに負けて再び車掌になったら、貴重な甲子園での1時間以上を二度目の車掌に費やすことになっちゃう。 ちょっと・・・いや、かなりリスキーだったかも!? |
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