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阪神電車パビリオンの車掌のお仕事を紹介しよう。 まずキッザニア甲子園の阪神電車の走行ルートは芦屋発だ。 各駅停車で、打出、香櫨園、西宮、今津、久寿川、甲子園と停車する。 終点がここ、甲子園だ。 車掌は駅に着くごと、窓から外を確認して、ベルを鳴らし、ドアを開ける。駅名も台本を読みながら伝える。 この一連の作業は手動レバーで行うのだが、それが難しい小さいお子さんの場合は、切り替えだけで自動でベルとドアを動かしてくれるスイッチが用意されている。 乗客の乗り降りが全て終わったことを確認して、再びベルを鳴らし、今度はドアを閉める。 ちなみにこの車掌が確認する駅のホームと乗客の様子というのは、お客さん役をやっている次の回のお子さんたちのことではなく、反対側の窓から見る専用モニターになっている。 ここにはバーチャルで乗客が乗り降りする場面が映っているそうだ。 どの駅についても同じ映像を流すので、毎回同じ人が乗り降りしているというのは知らなかったことにしよう。 |
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乗客の昇降が終わった後もいつまでもドアを閉めずにいると、モニターに「早く閉めてください」とかなんとか催促の文字が出るらしい。 運転士はベルの音で状況を確認し、電車を発進させることになる。 ここら辺は連係プレーというもので、運転士と車掌の腕がよく、息がぴったりあっていると、あっというまに電車は終点甲子園に到着する。 一方、ドアの開け閉めや、発進、ブレーキなどに手間取ったり、二人の呼吸がバラバラだと、どんどん電車は遅れて、決められた時間内に終点まで到着することができない。 カナとチームを組んだ運転士は眼鏡の男の子だったが、カナ曰く、「非常に運転が上手」だったそうで、こちらはずいぶん余裕を持って終点に到着していた。 一方レナの方は二人揃ってたどたどしく、残念ながら時間内に終点にはたどり着けず、ひとつ手前の久寿川で運転を終えることとなった。 これ、友達同士で違うチームになったら競争しあうのも楽しいかもね。 |
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運転士もだが、車掌にも三段階のレベルがある。 パイロットのレベル設定のように、複数回電車のお仕事をしたことがある子供に限り、上位レベルを申告して設定することができるのかもしれない。 なお、車掌のレベルが上がると台詞が増えるそうだ。 例えば「お忘れ物の無いように」とかなんとか。 |
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建設現場を上から見下ろして。 お仕事内容はキッザニア東京と違うし、最後に記念撮影の写真をもらえるのもいい。 建設現場の受付は一階、ベーカリーと壁画の間。 |
こちらは2階の通路。ホテルの前を通過して、寿司屋の上の奥まった辺り(通路は狭い)。ここは手前からウルバノハウス、街時計、最奥にペアレンツラウンジがある。 |
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ペアレンツラウンジの飲み物 |
ペアレンツラウンジの雑誌 |
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ペアレンツラウンジの手前は街時計。 ここも、通路の先はペアレンツラウンジしかないし、手前はウルバノハウスで小さいお子さん連れの家族以外来ないから、かなり目立たない場所にあると言える。 もしかしたらキッザニア甲子園では一番目立たない場所のパビリオンかもしれない(キッザニア東京ではラジオ局がそうだ)。 もちろん本番のダンスを行っている間はバルコニーからよく見えて目立つけれども。 スケジュールが入口に張り出してあったが、これらは本番のスケジュールで募集時間ではない。 キッザニア東京では○○時40分という感じで全ての時刻の募集時間も明記してあるんだが・・・ そこで担当のスーパーバイザーに伺ってみた。 「街時計の募集時間は貼り出していないんですか?」 「貼り出していません。だいたい本番の20分前が募集時間です」 「ということは、各時間40分が募集時間ですか?」 「そうです。40分です」 ふーん・・・またまた東京と比較して申し訳ないが、東京では最終の回のみ、40分ではなく35分の募集なのだ。 その理由は、街時計はプロカメラマンが撮影する対象パビリオンのひとつだが、最終回は本番後に撮影する時間が残されていないので、募集時間を早めて先に撮影を済ませてしまうためだ。 甲子園ではまだそこまで時間が固まっていないのか。 このことが何となく頭に残った。 それが幸いするとはこのときは思いもしなかった。 |
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