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キッザニア X キッザニア キッザニア甲子園体験レポート 行ってきました次の日も

*10*



阪神電車の仕事が終わったのでレナがパビリオンから出てきた。

・・・っと、忘れもの、忘れもの。
彼女は自分のカバンを忘れて出てくるところだった。
スーパーバイザーが誰のですかと持ち上げたところで思い出したようだ。
危ない危ない。

カナはまだタリーズ前の座席で食べていた。
レナも合流して一休み。

そうそう、ちょっと話を電車に戻すけど、レナの回が終わったとき、実はまだ次の回の定員が揃っていなかった。
本当に朝一番の混雑からすると、信じられないくらいだ。

そこへ男の子を二人連れた家族がやってきた。
しかし、空き枠は1人。
結局家族で相談して、大きいお兄ちゃんだけが電車を体験することになった。
お父さんとお母さんは小さい弟君を説得して他へ連れ出した。

とにかく阪神電車は混んでいるからって諦めないで様子を見に来るのが大事だと思う。



姉妹二人で今日の成果を披露しあう。

デザイン教室のシールとか、印刷工房のポストカードとか、ペットショップのキーホルダーとか。

休息したところで次の仕事を探そうか。

母としてはそろそろどっちかにマヨネーズ工場をやってほしいな。
もう最終日の後半戦に入っている。
キッザニア東京にはまったく無いお仕事・体験の中で、マヨネーズ工場だけが残ってるぞ(あっ、シューフィット専門店もだが)



レナはやろうやろうとその気になったので、これはしめたと2階の食品関係が並ぶ通りに連れて行く。

さっき二回ほど前を通った時はタイミングの悪かったマヨネーズ工場だが、ちょうど今は二人並んでいるだけ。
前の回ももうすぐ終わりそうだ。

「ねえ、今なら二人で入れるよ。カナもやってみない? 面白そうだと思うんだけどな」
「だからマヨネーズは嫌いなの」

レナは並んだが、カナはマヨネーズ工場を離れた。

そういえばカナはキッザニア東京でもソフトクリームとボトリング工場がずいぶん後までコンプリートできずに残っていたっけ。
彼女はそんなに好き嫌いが多い方ではないのだが(レナの方が野菜嫌いで好き嫌いが多い)、普通の子供が大好きな甘いもの全般が苦手で、さらに味の濃いものも敬遠するきらいがある。



カナはマヨネーズ工場の隣のテレビ局へ向かった。

「私はテレビ局がやりたいの。さっきからずっとやりたいと思っていたんだ。ママ、知ってる? ここのテレビ局は東京と違ってクイズ番組なんだよ」

おや、よく知ってるじゃない。

「何で知ってるかわかる?
さっきホテルのバンケットをやった後、ママと離れ離れになって一人でぐるぐる回っていたじゃない」
うんうん。
「その時にここを見つけたの。聞いてみたらクイズ番組だって教えてもらったの。面白そうでしょ」
よし、やりたまえ。




左はカーエリアのガソリンスタンド。
ガソリンスタンドの奥にレンタカーのコースがあり、道の真正面は自動車工場。
右手は商店街の出口(銀行や理容店のある入口の反対側)。
商店街出口の奥は火災現場。
ところが・・・カナが聞きに行くとスーパーバイザーいわく

今の回はもう本番に入っているけど、テレビ局は必要な人数が集まらないと始められないので、もしかしたらちょっと待ち時間が長くなってしまうかもしれない・・・とのこと。

確かに今並んでいる子供は一人もいない。
カナが並べば呼び水になってすぐに定員が揃うかもしれないが、揃わないかもしれない。
キッザニア東京のテレビ局と違って、キッザニア甲子園のテレビ局は少々奥まった目立たない場所にあるのだ。

ちなみにテレビ局が募集しているのは
  • 司会者
  • 回答者
  • 出題者
  • カメラマン
  • 音響エンジニア
  • フロアディレクター
の6種類のお仕事。
このうちカメラマン、音響エンジニア、フロアディレクターは見つからなければスーパーバイザーが担当するが、司会者、回答者、出題者は各2名ずつ揃ってから始めたいということだった。

そう言えばキッザニア東京ががらがらの時、レナがテレビ局のお仕事をしたことがある。
その時は2人しか集まらなくて、ぎりぎりまで呼び込みを続けたけどこれ以上増えないようだったので、2人だけでお仕事をしたのだった。
アナウンサーの仕事も普段はメインキャスター、リポーター、お天気キャスター、インタビュアーが各2名ずつのところ、インタビューは省略、レナがキャスター二人分のセリフを一人でしゃべり、もう一人はリポーターとお天気キャスターのセリフを一人でしゃべったんだったかな。



とにかくテレビ局で待つ手もあったが、どこかすぐに入れるところを先にやってから戻ってみる方が良いだろうという結論になった。

そこで1階に下りて大通りを歩いていると、たまたまさっき一度タイミングの合わなかった壁画パビリオンが始まるところだった。

「やりたいんですけど・・・」
話しかけたカナを見て、スーパーバイザーはびっくり。
「もう一回やるの?」
「・・・いえ、初めてですけど・・・」
「えっ・・・あーっ」

そう、スーパーバイザーはカナをレナと間違えたのだ。
そんなにそっくりってほどでもないけど、洋服も同じだしね。

前もこんなことがあったよ。
キッザニア東京のテレビ局。

カナが先に並んでトイレに行っている間に、別の仕事が終わったレナを連れてきたらスーパーバイザーがレナをカナと間違えて「あら、カナちゃん早かったわね」と声を掛けたらそこに本物のカナがトイレから帰ってきて、そのスーパーバイザー「カナちゃんが二人!?」とびっくりして目を白黒させたことが。

カナも壁画パビリオンは待ち時間無しで




カナの仕事が決まったのでマヨネーズ工場に戻ってみると、もうレナはユニフォームに着替えていた。このユニフォーム、宇宙服か細菌を扱う人みたい・・・

キューピーのマヨネーズ工場パビリオンの中はこんな感じ



そしてユニフォームに着替えてすぐに仕事は始った。
5分と待たずに仕事に入れてこちらもラッキー。

入口のところでエアシャワーを浴びるのが本格的。
埃などを落として入室する。

本物の食品研究所みたい。



昨日も紹介したけど、お菓子工場(左)と食品開発センター(右)前の通り、狭すぎるよね。

通りの左右のベンチは両方ともお菓子工場を待つ子供のためのもの。

この通りの突き当りに見えているのはボトリング工場。

画像には写ってないが手前は右が科学研究所で左がマヨネーズ工場になる。




この頃、劇場では演劇「オズの魔法使い」上演中

演目はキッザニア東京と共通でも、衣装や配役が違う? 空飛ぶ猿の役は東京ではスーパーバイザーが務めていたよね。


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