キッザニア東京攻略【初めてのパビリオン選び】

キッザニア東京の中に入ると、そこはちょっとした街のようになっています。ぐるりと一周する大通りがあって、その間に細い道が二本通っています。また、二階もあり、ラジオ局やメガネショップのあるエリアを除くと、二階のスペースは「』」の形をしていて一階の三ヶ所の階段からアクセスすることができます。

どこから回ればいいでしょうか。
キッザニアの公式サイトなど見ると、地図→各パビリオン(仕事や体験ができる建物の名前)→そこでできる内容、という順に紹介されています。また、キッザニアの携帯公式サイトでは、仕事のカテゴリ(交通・公共機関・レストラン等)→各パビリオン→そこでできる内容、という順で紹介されています。
でも回る家族にとって、本当に知りたいのは「パビリオンの位置から仕事を探すこと」でも「パビリオンの種類を知ること」でもなくて、「具体的にどんな仕事・体験があるか」「その仕事・体験で何ができるか」「その仕事・体験を受け付けているパビリオンの場所はどこか」の流れではないかと思います。
そこでそういう切り口でアドバイスできる頁を作ろうと思いました。

　キッザニア東京でできる仕事の種類

とにかく80以上あるという、キッザニアでできる仕事・体験を羅列してみます。初めての場合、この中から3～8ぐらいのお仕事ができて、さらに銀行での口座開設とデパートの(ウィンドー)ショッピングをするというのが一般的だと思います。

詳細はこちらへ↓

キッザニアお仕事パビリオン紹介頁

　やりたいお仕事のリストアップ

上のリストをざっと眺めて、お子さんのやりたいお仕事は見つかったでしょうか。
前から「大人になったらなりたい」と思っていたお仕事や、リストやキッザニアの公式サイトなどで見て面白そうと思ったお仕事など、いろいろあると思います。
親がやらせたい、又はそのユニフォームを着てみてほしいと思っているお仕事をプッシュしてみるのもいいと思います。

まず希望を書きだしてみましょう。
一つでもいいし、10個でもいいです。
まあとりあえず5個から10個ぐらい上げて、その中でも絶対やりたいお仕事をひとつふたつ決めておくと良いと思います。
そして、初めてキッザニアに行くとき、そのリストのお仕事を中心に求人を探すことになると思います。
あっそうそうお子さんには、「その全部はできないと思うけど、ひとつでも沢山楽しいお仕事が体験できるといいね」とお話ししておきましょう。

　最初のお仕事を選ぶ

さあいよいよ攻略も佳境に入ってきました(ホント?)

入場して最初にするお仕事は目星をつけておくべきです。ここで「ああやっぱりあっちにしよう、いやいやこっちもいいかも」なんて右往左往していると、あっと言う間に目の前のパビリオンは次々定員に達してしまい、30分、1時間待ちになってしまうかもしれません。

右往左往する時間は、たぶん後でたっぷりあると思います。
とにかく最初はできるだけ迷わず行きましょう。

最初のお仕事の選び方はいくつかあります。

(なお、現在はJOBスケジュールカードを使ってお仕事の予約が一ヶ所に限り可能となっていますので、恐らく一番やりたい仕事の予約を一つ入れてから、二番目にやりたい仕事かあるいは空いている仕事を最初に並ぶパビリオンにするのが一般的だと思います。)

・最初に、自分にとって優先順位の高いお仕事に並ぶ (予約含む)

一番やりたいものが最後までできなかったという事態を防ぐことができます。下に書いたその他の選び方と組み合わせて選択することになると思います。

・最初に、キッザニアの中で人気のあるお仕事に並ぶ (予約含む)

早めに入場した場合、又は空いていた場合限定になりますが、一般的に人気職業は待ち時間が長くなるので、初回の募集に入れればラッキーです。入場前に早く来て並ぶ人は、ほとんどこれが目当てです。

・最初に、待ち時間の少ないお仕事をする

遅めに入場した場合、この方法が一般的です。人気職業の列が二回先の定員まで埋まっている場合、どうしてもやりたいお仕事に固執するよりも初回は空いているところに入り、次のタイミングを待つ方が時間を有効に使えます。 ただし、先に人気のお仕事に予約を入れてから待ち時間の少ないお仕事に行くのがベターです。

・最初に体験時間が短めのお仕事をする

最初の仕事が終わった後、次の仕事への移動の時に効力を発揮します。ここを巧く回すと、他の人より一つ多くお仕事ができる可能性も大です。 ちなみにアルバイトのお仕事もここに含みます。

ちなみに現在キッザニアで初回に子供達がどっと集中する超弩級人気お仕事は、「お菓子工場」だと思います。その他に消防士、地下鉄の運転士、ピザショップ、はんこ屋、メガネショップ、絵の具屋、パイロット、ボトリング工場、ハンバーガーショップ、パン屋、ソフトクリームショップなども人気があります。
逆に穴場的なのは、二階でも病院が入っているエリアの、病院を除くパビリオン全般、裁判所、バスガイド、料理スタジオ、理容店、トラベルセンター、新聞社、住宅建築現場などです。

　最初のお仕事の場所を確認しておく

最初のお仕事の目星がついたら受付の場所を確認しておきます。
上のお仕事・体験リストに各お仕事の受付パビリオンと、地図ナンバーを書いておきましたから、キッザニア公式サイトの地図頁をプリントアウトするなりして、場所を確認しておきましょう。
キッザニアお仕事パビリオン紹介頁では、文字によるアクセスルートも掲載していますので、ぜひこちらも参考にして下さい。

キッザニアリピーターは、もう自分の行きたいパビリオンがどこにあるか熟知しています。
初めての方はどうしても迷ってしまうと思いますので、とにかく事前に地図を見て、自分の行きたいパビリオンが入場ゲートを入って右か左か、道路の右手か左手か、手前や正面にどんな目印がありそうかチェックしておくと良いと思います。
2階に上がる階段がまた、どこも目立たないので判りにくいです。

　最初のお仕事以外で優先させるお仕事について

キッザニアでは最初のお仕事の他にもう一つ、どうしてもやりたい場合は行き当たりばったりにタイミングを見るのではなく、最初からスケジュールに組み込んでおきたいお仕事があります。

それは、募集時間の決まっているお仕事です。
特に午前午後の各部で1回～2回しか募集の掛からないお仕事を希望している場合は、こちらのスケジュールを中心に予定を組む必要があります。

【1回しか募集のないもの】

• 劇場で手品をするステージマジシャン
• 劇場のエンターテイナー(お笑いライブ)
• ウェディングセレモニー
• パレードダンサー

【2回しか募集のないもの】

• ファッションモデル

【複数回募集があるが、募集時間が決められているもの】

• 街時計
• スポーツクラブ

(テレビ局、ラジオ局は現在は時間割が廃止され、前の回が終了次第次の回がスタートするようになっています)

これらのお仕事の募集時間はそれぞれの受付場所前に張り出されますので、まず最初にそれを確認した上で、募集時間前には余裕を持って並びましょう。

また、回数限定のお仕事は比較的募集人数が多いので、どのパビリオンも混んでいて並ぶところが無いときなど、募集時間に行ってみるとタイミング良くお仕事にありつけることもあります。

最新スケジュールを別頁にまとめましたので、こちらも参考にして下さい。
→キッザニア東京の劇場等の募集スケジュール一覧

その他にも注意を要するお仕事がありますのでそちらもリストアップしておきましょう。

【時間に注意した方が良いもの】

• デパートの店員
• 携帯電話ショップの店員
• 理容店

これらのパビリオンでは、開演中通してお仕事をする子供を募集しているわけではありません。
デパートや携帯電話ショップは終盤はお仕事はできませんし、理容店も終盤はお客さんのみとなります。
いろいろとその時次第で変更になることもあるので、体験希望の場合は当日パビリオン前に行き、ボードなどで確認しましょう。

【逆に必要な人数が集まらない場合、スタートしないもの】

• 裁判所
• ビューティーサロン
• バスガイド
• 病院の救急救命士

他にもあるかもしれませんが、配役が揃わないと始まらないものや、お客さん・患者役がいないとできないお仕事もあります。
これらは空いている日に並ぶと逆に時間のロスが大きくなる可能性があります。

さあ次はいよいよ当日です。キッザニア東京攻略【周り方のヒント】へ続きます。

※キッザニア甲子園の攻略に関しては、キッザニア甲子園情報のキッザニア甲子園パビリオン紹介をご覧ください。


2015年12月　一部改訂

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