*02*
レナが限定モンブラン・ソフトクリームを絞り出してチョコをトッピングしている間、カナの方はちび姫ちゃんやゴウカザルくんとストロベリー味のハイチュウを作っていた。 最初はそれほど気乗りしない顔だったが、やはり楽しかったよう。 何たって子供たち憧れのお菓子工場だものね。 「くるくる巻いた後、伸ばすのが大変なんだよ。小さい子はスーパーバイザーさんとひっぱりっこして伸ばすんだよ」 |
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こちらは完成したソフトクリームを食べるレナ |
一口ちょうだ〜い。ほっくりこっくり美味しいね |
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デザイン教室にやってきたレナとナナちゃん |
レナもナナちゃんもかなり大きなソフトクリームができた。 ナナちゃん曰く、「こないだ作ったとき小さかったら、お母さんにもっと大きいのを作りなさいって言われた」からだって。 いやいや(笑)、ムーミンままさんはもっと大きい方がナナちゃんが嬉しいんじゃない?って言ったんじゃないの? さて、次のお仕事はできれば今の時点で待ち時間が5分〜10分程度で、お仕事の体験時間も30分未満のところがいい。 そんなところあるのかって? ・・・理容店。基本的にいつも空いているし、体験時間も長くて20分。 ・・・ビジネススクール。巧くすれば誰も来なくて初回がまだ始まっていないかも。そうしたら即スタート。 ・・・新聞社。上に同じ。しかも個人作業なので早く終わらせれば20分で終わるかも。 ・・・後は銀行・クレジットカードセンター・デパートでショッピング、お仕事相談センターでお仕事を紹介してもらう、等が考えられる。 とは言っても、ビジネススクールと新聞社の体験時間を30分未満にするのはレナには無理だろう。 銀行等は短時間過ぎて半端だし・・・そこまで考えて良いアイデアを思いついた。 「レナ、ソフトクリームショップの次はデザイン教室に行ってみない? 確か今、期間限定のシールが作れるんじゃなかったっけ?」 ちなみに期間限定は私の思い違いで、半月前の2周年記念時は確かに期間限定だったが、ハロウィーンは特に企画は無かったようだ。 |
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デザイン教室を選んだのは、やはり半分個人作業に近いので、行って直ぐに始められる可能性が高いこと、及び、個人作業である分、基準体験時間より早めに終わらせられる可能性も高いためだった。 ナナちゃんも一緒に行くという話になって、二人は手を繋いでデザイン教室に向かった。 ホント、ナナちゃんはフレンドリーで誰とでもすぐに仲良くなれる。 人見知りするカナレナとは大違い。 ソフトクリームショップからデザイン教室に移動するときに、まやさんと会ってハイタッチ。 実はカナもレナもファンのとても多いスーパーバイザーであるまやさんとお仕事をしたことは無かった。 しかしこのときまやさんはレナにも「時々見てるよ」と言ってくれた。 一緒にお仕事したことない子供のこともちゃーんと見てるんだ。 結構、感激。 デザイン教室では壁画、イーゼル画、シール作りの三種類の体験ができるが、二人は一番待ち時間が少ないのはどれか聞いた上で、5分待ちの壁画を選んだ。 汚れる作業だからか、以前よりユニフォームが大きめで、しかも先に「服が汚れるかもしれませんが大丈夫ですか?」と確認した上で受付を行っていた。 ハロウィーン・ファッションショーに間に合うか心配しているムーミンままさんは、ナナちゃんに、「時々こっちを振りかえってママの方を見てね」と、言い添えた。 私は二人に腕をぐるぐる回して見せて、「このジェスチャーは、急いで! の、合図だからね」と教えた。 ハロウィーン・ファッションショーの並び具合次第では、腕をぐるぐる回して知らせるつもりだった。 |
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こちらお菓子工場。ハイチュウはくるくる巻いて伸ばす。 |
そして切り分けて個別にトレイに入れる |
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機械に入れて・・・ |
シーリングして出来上がり |
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今日は日曜日の1部。 当然混んでいる。もうどのパビリオンもいっぱいいっぱいの感じ。 また、キッザニア東京ではこの日家庭事情でキッザニアに来られないお子さんたちを招いていらしたようだ。 その方たちは開園直後に劇場に集まっていた。 カナがお菓子工場を終えたのはちょっきり開園30分後。 レナがナナちゃんとデザイン教室で壁画を塗っていると伝えると、カナもデザイン教室へ向かった。 しかし、カナは壁画ではなくシール作りを選んだ。 そしてレナにばれないように柱の陰に隠れて順番が来るのを待った。 |
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レナ、壁画の塗り絵中 |
真剣な顔 |
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カナも10時40分頃にはシール作りに入った |
バッチェの絵を選んだみたい |
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カナはどうもこそこそしている。 もしかしたら、妹のレナがナナちゃんと仲良くしているのに対し妬いているのかもしれない。 シール作りの席に座った後も、2階で作業しているレナに見つからないようにしていた。 この頃私は楽屋前に様子を見に行って、もう3、4人の子供が、ハロウィーン・ファッションモデルに並んでいるのを知った。 気合い入ってるなぁ。 でも流石にまだ募集1時間20分前。 定員20人はそうそういっぱいにはならないだろう。 ならないと信じたい。 とりあえず壁画チームに腕をぐるぐる回して合図する。 レナは塗り絵に夢中で振り返らないが、ナナちゃんはちゃんと気づいて腕で大きな○を作ってくれた。 |
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壁画チームのレナとナナちゃん、シール作りのカナはほぼ同時に作業を終えた。 2階から降りてきたレナは、1階のテーブルでカナがシールを作っていたのを見つけてビックリ。 カナがどうでるかと心配だったが、驚かせたかっただけで、他意はなかったようだ。 まったく偶然ながら、レナが塗った壁画の絵と、カナが選んだシールの絵は、同じポーズのバッチェだった。 さあ、楽屋に急ごう。 まだハロウィーン・モデルが締め切られてなければいいんだけど。 |
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