キッザニア X キッザニア 夏の終わりのキッザニア

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上の左の画像 混雑するキッザニア東京
上の右の画像 ようやく20〜30分に書き換えられたはんこ屋の看板(削るのを後回しにした後もずーっと30分のままだった)

そういえば消防署も体験時間は30分だが、消防車は2台稼働している。
ピザ・ハンバーガー・料理スタジオのように2交代制なのだろうか?

聞いてみると部分的に重ねて、20分程度に8人ずつ進めているそうだ。

最近はカメラマンも2交代制になったよね。
私が知っている限りでは、この一年ちょっとの間にキャビンアテンダントやガードマンやライヴステージや歯科医院やテーブルマジシャンで定員が増えているし、ファッションモデルは1回から2回に増えた。
お仕事そのものも、出版社ができて、スポーツクラブインストラクターや歯科衛生士や薬剤師が始まった。
いろいろ変わっていくキッザニア。
どんどん進化していくキッザニア。



人数と言えば、今日気が付いたけど人気のボトリング工場、定員4人から定員6人になっていた。
そうだよね。あれで4人は勿体なかった。
お菓子工場もなんとかならないかな。

もちろん今日もお菓子工場は大人気だ。

さあ、飛行機の音と共にキッザニアフォーエバーが流れてきた。
4時。キッザニアの開園だ。



カナとレナとあと3人、開園と同時に携帯電話ショップに入っていった。

ここでは8キッゾで好きな携帯電話をレンタルできる。
ただ借りるだけではなく、携帯電話のマナーや使い方を教えてくれて、携帯電話検定もさせてもらえる。





携帯電話ショップの体験時間は20分。
そう看板には書かれているが、前回もなんだかんだで30分まるまる掛かってしまった。
今回も20分を過ぎても終わる気配なし。
ハラハラしながら待っていた。

開園後最初の仕事が20分で終わるか30分掛かるかというのはとても大きな違いがある。
なぜなら全ての仕事は2部なら4時ちょうどからスタートして、ほとんどの仕事が30分前後掛かるのだから、4時30分頃、一斉に初回は終わり、同時に2回目がスタートする。

自分の最初の仕事が20分で終われば、先手が取れる。
自分の最初の仕事が35分掛かれば、もう2回目の仕事に入るのは無理で、さらに25分待って3回目の仕事に入るほかなくなる。

だから予定通り20分で終わってほしいと思っていたのだが、カナとレナが希望の携帯電話を手に出てきたのは4時23分だった。

なんの。
まだチャンスはある。
私は二人に「まだ4時30分になっていないから、どこかの2回目に入れると思う。だからとにかくどこでもいいけど、まもなく始まる次の回に入れるところにして」と言った。



カナがパパの誕生日のことを思い出した。
なるほど、商店街ね。
行ってみると、思った通り、いつも商店街の三軒の中では一番人気が無い額縁屋が空だ。

額縁屋を待つための椅子は誰もいなくて、額縁を作るための席も誰もいない。
どうやら4時からの初回そのものが行われなかった模様。
担当のスーパーバイザーが一人、席に座って何か準備している。

カナとレナが額縁屋の待つための椅子に座ろうとしたが、私は止めた。
今は誰も体験していないのだから、まずやりたいということをアピールした方がいい。
そうしないで黙って座っているとスーパーバイザー気が付かないかも。

そこでカナとレナはまず額縁を作る人が座る席に行った。
そして額縁屋ができるかスーパーバイザーに聞いた。
スーパーバイザーはすぐ始められると言って、二人を待つための椅子の方にいるよう指示した。
二人は戻ってきて、今度こそ待つための椅子に座った



そのとき私は気づいた。

なんと、商店街一番人気のはんこ屋に1人しか並んでいない。

はんこ屋の定員は2人。
体験時間は20分(といっても、正確には10分強で終わることも)。
開園時には4人並んでいたが、もともと体験時間が短いからどんどん進んじゃったんだ。
見たところ、前の回もじきに終わりそうだ。

「カナ、はんこ屋もすぐできそうだ。カナははんこ屋に行くか?」
「・・・うん。そうする」
カナは額縁屋をやめてはんこ屋に並んだ。

準備を終えた額縁屋のスーパーバイザーは、二人いたはずなのに、どうして一人に減っちゃったんだろうと不思議に思ったに違いない。

レナは一人で額縁屋へ



もともと額縁はレナが、はんこはカナが作る予定だった。

理由は・・・
カナが「だって、レナははんこを忘れるでしょ」と言ったから。

前回はんこ屋ではんこを作ったレナは、閉園前に引き取ってくるのを忘れて大騒ぎだったのだ。

レナは4時26分に額縁屋の体験に入って、カナは4時29分にはんこ屋の体験に入った。

一番人気のお菓子工場を除いて、どの人気パビリオンでも不思議と空くタイミングというのはあるのだ。
だいたい中盤から終盤に掛けて、フッと信じられないほど空いていることがある。

はんこ屋のような体験時間短めパビリオンだと、開園前から並んだメンバーが全員はけた辺り、意外に開園後30分辺りは狙い目かもしれない。
何しろ今回のカナのはんこ屋の待ち時間は正味3分だ。


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