*01*
夏休みのキッザニアなんて大混雑に決まってる。 でも、我が家にとってキッザニアは平日2部など空いている時に思う存分遊ぶ場所というだけでなく、夏休みや冬休みのお楽しみの一つでもある。 そんなわけで来ちゃった。 2008年7月24日(木)の2部。 夏休みと言っても小学生は忙しい。 この日も午前中は学校のプール授業。 午後は学校の算数補習(成績如何ではなく希望者には無料で)。 その後は通塾・・・。 のはずだったが、午後の予定はキャンセル。 プールが終わった子供たちを連れて、ららぽーと豊洲にやってきたのは2時37分。 |
||||
キッザニア東京のある3階まで上がってみると、入場待ちの列はあともう少しで寿司屋の角に差し掛かる、シティツアーズの前辺り。 並ぶとすぐに係りの人が予約の確認をする。 夏休みは当日券販売が無いので特に念入りかもしれない。 そして発券へ。 最近はぎりぎりに来ることが多く、並んで直ぐに発券というパターンがあまり無い。 急いで空港カウンターに行くと、今日はがらがら。誰も並んでいなかった。 やっぱり開園1時間〜1時間半ぐらい前に来るのが無駄もなく焦りもなくていいかも。 発券時に、入場は3時半頃になりますと言われた。 だから3時半に列が動き出すのかと思ったけど、やっぱりそれは甘かった。 |
||||
赤絨毯に並んでいる方々は、かなーり早くから気合いを入れていらしたのではなかろうか。 さて、実は今日、お会いする方がいらっしゃる。 それは本日1部に参加しているはずのびぐさん一家。 といってもびぐさんが1部で私が2部。ゆっくり話をする暇は無いかもしれないけど。 びぐさんにメールで寿司屋の少し前に並んでいると伝えたものの、なんと3時頃、列がずるずると前に移動し始めた。 実は最近キッザニア東京では、開園1時間あるいはもっと前から入場待ちの列が移動し始める。 これをやられると、座って待てないので疲労が激しくなるし、何より家族バラバラになる可能性があって、入場前に落ち着いてトイレに行ったりロッカーに荷物をしまったりできなくなる。 真面目に大迷惑なのだ。 キッザニア側の言い分は、極力入場をスムーズにしたいということなのだが、セキュリティチェックを間に挟むだけなのだから、メリットよりデメリットの方が大きいと思う。 ちなみにこの方法は固まったものではなく、まだ現在もより良い方法を模索中なのだそうだ。 ぜひとも改善してほしいと思っている(私は既に要望を出した)。 |
||||
3時10分頃、列の移動は止まった。 そして3時半の入場までもう動かなかった。 これも次に動くのは3時半ですとか教えてくれればトイレにも行かれるのに。 列の移動が止まってしばらくして、びぐさんが私を見つけて下さった。 ご挨拶と近況を少し・・・ほとんど話らしい話はできなかった。 びぐさんの次男くんが、どうもママが私(知らないおばさん)と話をするのが気に入らなかったらしい。 しきりとびぐさんにまとわりついていた。 いやいや、二人目というのはそういうものなのかも。 実はびぐさんと話をしている間、密かにレナも私の足首を掴んで離さなかった。 しかもときどきつねってくる。 「いった〜いっっ」 びぐさんがお帰りになった後、私はレナをにらみつけたのだった。 「こらっ、他の人とお話ししているときに邪魔するんじゃな〜いっ」 前々回、キャンドル職人の時にはるかママさんやけんとママさんやじゅじゅはるさんとお話しできたのは、子供たちがお仕事中で邪魔しなかったからだって、ようやく気づいた私。 とほほ〜。 |
びぐさんは線が細くて若々しい方でした。 はるかママさんもそうなんですが、すごく気遣いをされる方です。 |
|||
私たちの入場は3時45分。 同じ混雑でもGWと比べると30分ほど早く来ただけで、開園までに入場できないんじゃないかなんて焦りは無い。 でもその一方、こんなに後ろの方では人気の職業はどこも埋まっていることだろう。 中途半端と言えば中途半端だ。 今回の最初のプラン。 姉のカナはソフトクリームショップ。 妹のレナはスポーツクラブのインストラクター。 急がなくてはならないのはソフトクリームショップだが、私は方向音痴のレナを連れて行かなくてはならない。 カナには一人でソフトクリームショップへ行くよう指示した。 「この時間だから、もう初回は無理だと思う。スーパーバイザーさんに何分待ちか聞いてみて、あなたが待てると思える時間内だったら並びなさい。もし並べなかったら・・・」 「並べなかったら、スポーツクラブへ行くよ」 「判った。それじゃママはレナを並ばせた後、しばらくスポーツクラブで待っているよ。で、何分ぐらい迄なら並べそう?」 「・・・うーん、40分・・・あっ、ううん、30分」 |
||||
というわけで、私はまず新聞社のある通りの階段から2階に上がり、レナをスポーツクラブ受付に連れていった。 夏休みと言えば遠方からのお客さんが多い。 「初めて」とか「最初で最後かも」という一家は、絶対やりたいところに最初は並ぶ。 だからお菓子工場を筆頭に、食べ物、飛行機、消防署などは恐ろしいくらい混む。 その一方、日頃から人気の無いパビリオンは、こんなに混んでいるのにいつも以上に空いている可能性がある。 信じられないほど人は多いのに、2階は病院を除いてがらがらだった。 スポーツクラブも誰も並んでいない。 |
||||
どのくらい混んでいるかというと・・・ 先日平日にしては空いている2部に来たときは、人数が集まらなくて閉園ぎりぎりの最後の1回しか行われなかった裁判所が、初回からこんなに並んでいる。 すっごいなー。こりゃ今日は混んでいるわ。 |
さて、未体験のお仕事中心にワークすることを決めている我が家。 いい加減、まだやっていないところは少なくなってきた。 前回、時間調整も兼ねて初めて姉妹とも出版社の二度目を体験した。 今回も、基本的には未体験優先でいきたい。 身長制限で不可のビルメンテナンス系を除き、カナが未体験のところは、裁判所、劇団(オズの魔法使い)、ガソリンスタンド、カーメンテナンス、ボトリング工場、そしてソフトクリームショップ。 レナが未体験のところは、裁判所、劇団(オズの魔法使い)、おしごとライター、観光バスの客、ステージマジック(テーブルマジックは体験済み)、そしてスポーツクラブのインストラクター。 この他に、デザイン教室はシール作りだけしかしたことがないし、スポーツクラブのプログラムでもそれぞれいくつか未体験がある。 カナの初回にソフトクリームショップを選んだのにはワケがある。 カナは甘いものが苦手で、自分が食べられない(食べたくない)という理由から、ソフトクリームとボトリングをやっていない(ハイチュウは何故か好きらしい)。 ところがなんと、この夏休み前半に限り、ソフトクリームの味が限定ゴールデンパイナップルになる。 カナはソフトクリームは嫌いだけど、パイナップルは大好き。 パイン味ならやると言った。 この機会を逃したら彼女がソフトクリームをやるチャンスはもう無いかも。 |
|||
レナをスポーツクラブのインストラクターに連れていった理由は簡単。 スポーツクラブのインストラクターは開園後1時間しか募集しない。 しかも混雑時にこそ空いている。 中途半端な時間に入場した今日のような日にこそ初回に持ってくるのが得策だ。 なお、スポーツクラブは所要時間約30分のインストラクターの募集を2回行った後は、キッゾを払う体験プログラムに変わる。 およ、混雑した園内を歩いていると、テレビ局前でこんな張り紙を見つけた。 2時から5時までキッザニアTV収録中。よってお仕事はできない。テレビ局で働く子供を募集するのは5時以降と言うことになる。 おやまあ、夏休みのこんなに混んだ日に収録で募集時間が減ってしまうとは。 既に2時から行っているようなので、たぶん1部の参加者から出演者を募ったのだろう。 放送日はいつかな? あっ、うちはもう出演させてもらったことがあるので遠慮しときます。 |
||||
レナを並ばせてすぐにソフトクリームショップに行ってみると、カナはまだスーパーバイザーと話しているところだった。 私が来たのに気づくと、カナは「やめる」と言い出した。 「な、なんでー?」 「だって30分待つって」 「30分なら並ぶって言ったじゃない」 「30分ならやめるって言ったんだよ」 ・・・ど、どうするの? こんなに園内混んでいるんだから、ソフトクリームをやめたって、もうどこも30分以上の待ち時間だよ〜。 だいいちこの機会を逃したら、もう二度とカナはソフトクリームやらないって言うに違いない。 やらないくせにお仕事カードが揃わないなんて我が儘言われたって絶対嫌だよ〜。 お仕事カードを揃えたいって言ったのは私じゃなくてアナタ。 ほしかったら自分で仕事してもらってこーいッ。 |
||||
キッザニア体験レポ 夏休み混雑のキッザニア2へ続く
キッザニア体験レポ 夏休み混雑のキッザニア目次へ戻る
キッザニア X キッザニアへ戻る