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レナも猫ひげを選んだ。 ひげを黒で音符を赤でつけてもらったカナと違い、レナはひげもハートも全部赤にしてもらった。 理容店もイングリッシュプロジェクト実施中。 レナは「ありがとうは英語で何て言うの?」と聞かれて、判っているのにもじもじと答えずにいると、ゴンベさんは「ヒント。3と9でなあに?」と教えてくれたそうだ。 理容店の店の奥は一面鏡になっていて、理容店の中を覗き込むとその向こうにもキッザニアの町並みが広がっているように見える。何だか不思議。 さて理容店を終えたカナはレナからもらったチャーハンを食べ、楽屋に向かった。 いよいよサウンドシアターの受付だ。 サウンドシアターの募集時間は7時30分から40分。 今はまだ7時15分だから余裕だ。 私もカナと一緒に座ってロール寿司をもうひとつ食べた。これでようやく三つ目。 ちなみに座席はどこも空いていなかったので、相席をお願いした。 ここに至るまであんなに嫌がっていた理容店だけど、キッザニアから帰ってきてからお土産のカミソリを出して「何か剃りた〜い」と二人とも言う。 「そんならお風呂に入ったら、泡でひげを描いてそれを剃り落としたら?」 「やるやる〜」 ・・・それから毎日カミソリを持ってお風呂に入る姉妹。 何だか、おっかし〜い。 |
劇場をのぞいたら、オズの魔法使いの公演時間だった |
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カナがサウンドシアターの受付をする楽屋に行くと、もう既に4人ほど来て並んでいた。 さらに7時24分、レナが理容店を終えて楽屋に来た頃は、既に並ぶ子供の数は10人に増えていた。 まだ本来の募集開始時間まで6分、募集終了時間まで16分もあるのに、担当のスーパーバイザーは実際にシアターで使用する道具なのか音の鳴る木の棒を振りながら、「サウンドシアター、募集中でーす」と大通りで声を張り上げて勧誘する。 これじゃあ募集時間ぎりぎりに来ても間に合わないかもしれない。 とにかく子供が二人とも希望の順番待ちに並べたし、サウンドシアター本番は7時50分からと、あと26分もあるので、ようやく私は自由になった。 試しにお菓子工場を見に行く。 やっぱり既に募集終了している。 7時27分現在。募集を終了したパビリオンはビルメンテやデパートなど早めに終了するものをのぞいてここだけだった。 でもお菓子工場の終了としては決して早いほうじゃない(酷いときは真面目に閉園2時間前に終了している)。 その後、7時35分頃、意外にもファッションデザイナーが終了していた。この他この時刻に既に終了していたものに、ピザ、消防署などがある。 以降、 7時40分に救急救命、 7時44分にハンバーガー、 7時47分に宅急便、はんこ屋、警察署、キャビンアテンダント、カメラマン 7時50分に食品開発センター、ボトリング工場、研究所などが終了しているのを確認した。 7時40分から50分の間に相次いで多くのパビリオンが終了したことになる。 いいのか、キッザニア。 まだ閉園まであと1時間10分もあるんだぞ。 |
ライヴステージの衣装が新しくなった。 以前の丈の短いベストからロングベストに。 デザインは可愛く、女の子でも男の子でも使える感じだが、ウエストにくびれのある大人(スーパーバイザー)ならかなり格好良く着こなせるのだが、子供が着るとやぼったくなりがち。 画像の奥の子のように、ショートパンツあるいはレギンスや細身のパンツならばっちり決まるかも。 なお、マイクも手持ちタイプからヘッドフォンマイクに変わっている。 |
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おっと、あちこちに見て回ってぐるぐる歩き回っていたらもうサウンドシアターの本番時間だ。 急いで劇場に行かなくては。 こうやって待ち時間でもゆっくり座っていないで常に歩き回っているから疲れるのよね。 ただでさえ、子供が体験中も二人の体験を両方見ようと、行ったり来たり行ったり来たりずーっと歩いているんだから。 おかげで翌日は起きあがれないと思うほど疲れ果てていたのでしたとさ。 時間ぎりぎりに劇場に入ったが、まだ幕は開いていなかった。 やけにばたばたピーピー雑音が聞こえると思ったら、幕の向こうで子供たちが練習中らしい。 開園時間を1分ほど過ぎてリハーサルが始まった。 幕は上がらずに、スーパーバイザーが「靴音」とか「時計の音」とか順番に言うと、それらしい音が聞こえてくる。 ようやく幕が上がり始めたのは7時55分のこと。 |
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担当のスーパーバイザーがシンデレラを朗読し、それに合わせて子供たちが効果音を鳴らす。 カナは小鳥の声。 レナは魔法の音だった。 小鳥の声は釘の刺さった木のようなものを回す。 魔法の音はチューブラーベルっていうのかな。鉄琴の板がぶら下がっているようなもので鳴らす。 靴音はそのまんま。 馬の蹄は絶対お椀だろうと思ったけど案の定。 暖炉で火の燃える音は、フィルムをくしゃくしゃとさせる。フィルムは硬くて手を切るといけないので手袋も装備。 時計の針は、ペンで工具入れのような箱を叩いているのだとか。 花火の音は内緒。 「ヒュルルル〜」「ぱーん!」「シュー」と3種類の音をそれぞれ3人一組で鳴らす。 見ている限りは決して派手なお仕事ではないが(実際、効果音係って地味な仕事だと思う)、発想が面白い。 カナもレナも帰ってきてから今回一番面白かった仕事になった。 |
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予定より少し遅れての8時6分。 サウンドシアターの公演が終わった。 最後はみんなでご挨拶。 おつかれさま。 ・・・ところでさっきの段階で主なパビリオンはどんどん募集を終了していた。 果たしてサウンドシアターが終わった後、残された求人はあるのだろうか?? |
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