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流石に3時半集合とあるのに1時間近く早く来たのは早すぎだったか、モニター前には誰もいない。というか、このモニターで良いのかも断定できない(だってモニターいくつもあるから)。 近くにいた警備のおじさんに聞くと、おじさんは受付カウンタの人に聞いてくれて、その人はどこかに電話して、結果、すぐにキッザニアTVのTシャツを着た担当のお姉さんが来てくれた。 「キッザニアTVで4月から始まる新コーナーのお仕事なんですけど手伝っていただけますか?」 お姉さんはカナとレナのTシャツを見て、さっきから気づいていたけどそれってキッザニアで作ったTシャツでしょうと言ってから、テレビ局のお仕事の詳細を説明してくれた。 「レポーターの子たちと一緒にひとつのテーマについて話し合ってもらって、賛成の人と反対の人で別々のコーナーに別れてもらうの。とにかく元気良く手を挙げて発言してくれればいいから」 「はい」 わー、何だか難しそう。うちの子たちにできるかな。緊張して固まって何も言えなかったらどうしよう。 左の画像は3時半過ぎのキッザニア入り口。ぞろぞろと退場してくる1部のお客さんと、赤絨毯で入場を待っている2部のお客さんが見える。 |
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このまま3時半まで待つのかと思ったら(もう今までのキッザニアで待つのは慣れているので)、お姉さんは子供たちの首に証明の札を掛けて、3時20分にここに戻ってきてくれればどこに行っても良いと教えてくれ、私たちはキッザニア正面のフードサーカスに入って休憩することにした。 ゆっくりピザなど食べて腹ごしらえ。 テーマは教えてもらったので、家族でちょっと練習を兼ねてディスカッションしてみる。 どう? 本番、大丈夫? 「テレビに出るんだ〜、どうしよう〜、学校の友達とかに見られたら恥ずかしいな〜」 カナは学校では大人しい性格だが、学芸会など大勢の前で自分を表現するときには本領を発揮するタイプで、このときもテレビで放映されること自体よりも知り合いにそれを見られることの方を恥ずかしがっていた。 |
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レナは姉の反対で、学校では大人しいタイプではないが大勢の前で何かすることを極端に嫌がる。 キッザニアで選ぶ仕事もライヴステージや街時計を怖がっているが、反面、1対1の接客業は大好きなようだ。 3時20分にモニター前に戻ってみると、出演希望者が殺到しているかと思ったそこはまだがらーんとして、一組の親子が待っているだけだった。 この親子は後から掲示板に来て下さったので判ったが、ともさんと雄大くん親子だった。 意外・・と思ってプリントをよく読むと、最初の所に「テレビ局パビリオンでお仕事をされたみなさまへ」とある。 そうか・・・声を掛けられたのは今日の1部(しかも撮影のために終了が早かったからさらに回数は短い)にテレビ局パビリオンを体験したお子さんだけで、テレビに映っても良い、小学生限定、午後5時まで拘束される・・などの条件を満たしたお子さんは意外に少なかったのかも。 その後すぐにお父さんに連れられた女の子が一人増えて、5人定員の所、4人が決定し、私たちは2部入場のお客さんたちがぞろぞろと入っていく横から、特別なビザを発給され入場した。 |
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これがキッザニアのツーリスト・ビザ。帰るときに返却する。 ともさんから掲示板で 「雄大は、TV局のお仕事をして給料を貰った後、観覧席に簡単なお話があり、子供達に用紙を渡してくれました。全員小学生だったためか、 全員に配っていました。最初は嫌がっていたんですが、お笑い好きな雄大だったので、「芸人さんにも会えるよ〜」と勧めたら、やっとやる気になってくれたんです。 (2008/03/29(Sat) 20:30)」 と教えていただきました。 やっぱり撮影日にテレビ局のお仕事をするのがポイントらしいです。 | ||||
2部入場の子供たちがパビリオンに並び始めている中、私たちは大通りを抜けてテレビ局パビリオンに向かった。 カナとレナが一番喜んだのはこのときだ。 「わーい、二度目のキッザニアだー」 「まさかもう一度キッザニアに入れると思わなかったよ〜」 |
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四人で始めるのかと思ったら、ぎりぎりになって担当のお姉さんがもう一人男の子を連れてきた。 これで5名決定だ。 CDの裏に厚紙を貼り付けたお手製バッジが配られ、そこに名前と学年を書くよう指示される。 放送が4月になってからなので、来年度からの学年を書くよう言われる。 「キッザニアTVで見ているキャスターの子とかと一緒にお仕事するんだね。えーと、ひよりちゃんとりょうまくんだっけ?」 「違うよママ。キャスターの子はこないだの回でもう卒業だって言ってたよ。違う子になっていると思うよ」 さすがカナやレナの方が詳しい。 そしてさっき見かけたオレンジTシャツの子たちが目の前を通り過ぎると、 「あっ、今の子、キッザニアTVで見たことある!!」と大騒ぎ。 |
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4時になって2部が開園した。 キッザニアダンスももう一度見ちゃった。 中央広場のバルコニーでダンスの前に鐘を鳴らすのは知っていたけど、あそこでこんな衣装の人たちが踊っていたとは気づかなかった。オズの魔法使い? ダンスが終わったら、「コードが沢山あるので足下に注意して下さいね」と説明を受け、さあいよいよ私たちもテレビ局の中へ!! |
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キッザニア体験レポ 本物のテレビ局のお仕事だ!9へ続く
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