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マジックスタジオのお仕事には劇場で行うステージマジックと、マジックスタジオパビリオンの中で行うテーブルマジックの二種類がある。 ステージマジックのマジックショーは1部2部それぞれ一回ずつしか行われない。 特に2部は1部に比べて開園している時間が短いため、そのしわ寄せがマジックショーとお笑いステージなどに来ている。 この二つの本番は立て続けに行われ、また時間を短縮するため定員も削っているとムーミンままさんに教えてもらった。 今回の定員は8名。 カナが言うには、予約していた自分たちの集合時間にはまだ埋まっていなかったが、レナが発明工房を終える前には8名全員が揃ってしまったそうだ。 |
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一応発明工房を終えたレナをマジックスタジオ前まで連れて行ったが、当然もう入れるわけも無い。 「発明工房をやっても、マジックショーに間に合うってママが言ったじゃない!!」 レナは怒って飛び出し、それから柱に寄りかかってべそをかき始めた。 ごめん。 |
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ショックでしばらくは何もする気になれなかった彼女だが、こうなったらカナとななちゃんのステージマジック本番を鑑賞したいと言いだした。 ステージマジック本番は6時10分からの予定。 今が5時44分だから、26分後。 キッザニアのお仕事の大半は所要時間30分以上。 だから26分では間に合わない。 でもただぼんやり26分を費やすのは勿体ない。 そこでほら、さっきカナたちが使った手。 レナにもアルバイトを勧めてみた。 |
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まずカナたち同様新聞社に行ってみたが、新聞社はスーパーバイザーが新聞記者の子供たちに内容を説明中で忙しそう。 こういうときうちの娘たちは「すいませーん」なんて声が掛けられるタイプではない。 しばらく待ったが気付いてもらえないので他へ行くと言い出した。 アルバイト募集は新聞社の他、お仕事相談センターと証券会社でも募集してるって言ってたっけ。 その足でお仕事相談センターに行く。 ここは空いていたので気付いてもらえたが、残念ながら「今日はお仕事相談センターではアルバイトは募集していません。新聞社と証券会社では募集しているのでそちらに行ってみてください」と言われてしまった。 最後の綱と、二階の証券会社を訪ねたが、こちらも他の子供がお仕事中のため、増してやここはドアが閉まっているとガラス越しになってしまうし、ついに声を掛けられずに終わってしまった。 こうしている間にも時間は過ぎていく。 ・・・と、たまたま通りかかった携帯電話ショップが目に付いた。 |
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何故ここが目に付いたかというと、ちょうど二人の男の子が体験に入るところだったからだ。 携帯電話ショップの体験時間はおよそ20分間。 今からマジックショー本番スタートまで17分。 うっわー、ぎりっぎりだぁ。 というか、20分掛ったらアウトじゃん。 これでまたレナが劇場に駆け付けた時にちょうどカナの出番が終わっていたなんてことになったら・・・考えないことにしよう。 |
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携帯電話ショップは、キッザニア内で使用できる携帯電話を貸してくれるだけでなく、携帯電話の使い方やマナーを教えてくれるパビリオンだ。 左の写真の巨大携帯電話。 ちゃんと電話が掛けられる。 大きいだけで中身は普通の携帯電話だ(携帯できないのに携帯電話と言うのは変か)。 |
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レンタルする携帯電話は最新式の中から好きなものを選べる。 レナは大人っぽいパープルの機種を選んでいた。 借りた携帯電話は本当に普通の携帯電話なので、園内だけでなく、外の人にも電話できる。 但しメールはできない(以前はできたんじゃなかったっけ?)。 カメラ機能も使える。 アプリなどのゲームも使える。 そしてなんと、現在は携帯で撮影した画像を一枚に限りプリントアウトしてくれるサービス有り。 ただし、時間に余裕を持って返却に来ないと、プリントアウトサービスは利用できない。 |
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この日のお笑いライブはたったの一人でのお仕事だったらしい。 |
マジックショーが始まってしまうー。 やきもきやきもき。 6時10分・・・ 6時11分・・・ 6時12分・・・ 携帯電話ショップの携帯電話レンタルはちょっきり20分間で終わった。 劇場へいそげー!!! |
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