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新聞社の新聞記者になって向かった取材先はピラメキッザニアのテレビ局。 あれれ? 二人一緒に取材? 「二人一緒でもいいって言われたから」 そうなんだ。 このパターンは初めてだね。 でもその方が少しでも作業が早いかも。 しかし、さくさくと取材するのかと思いきや、いつまでもテレビ局前で突っ立っている二人とも。 なんで? 「だって忙しそうにしているときは声を掛けちゃいけないって言われた。今、スーパーバイザーさん忙しそうだもの」 |
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・・・そりゃそうだが・・・。 受付のスーパーバイザーが多忙なら、テレビ局パビリオンの中に入って取材を受けてくれそうな人を探したらどうだい? 幸いテレビ局のドアに掛っている札は「スタンバイ」。 これが本番中だと出入りできないが、今なら入れるぞ。 というわけで、ドアを開けて二人を押しこんだ。 流石に私まではついていくわけにいかないので、後はドアの外でじっと待つ。 |
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この間に少し見て回ったが、料理スタジオも募集終了。 |
電力会社も募集終了。今日は開園時は少し空いていたが、そのあとは決して空いていない日だったと思う。 |
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劇場も全て終了・・・って、既にここは最終受付時間を過ぎているが。 |
消防署は・・・確認するまでもなく絶対に募集終了だろう。 |
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8時24分、やっと取材が終わった。急げ急げ。 |
で、でも5分で記事を書き上げるのはこの二人には難しいか? |
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その新聞社も子供たちが取材に出掛ける前に既に最後の回のメンバーは決まって募集終了。 新聞社の向かいのトラベルセンターも終了している。 子供たちに大急ぎで記事を仕上げれば、まだもう一つ何かできるかもと目線を送りながらも、今日の混み具合や終了状況を見ているとこれで終わりかもと諦めそうになる。 けんとママさんが来て、けんとくんは一人でカーモデラーをやっていると教えてくれた。 今募集終了していないパビリオンを知らないかと聞いてみると、ファッションデザイナーの最終回をまだ募集していたし、住宅建築現場と名刺屋も狙い目かもしれないとのこと。 逆にけんとママさんからはレンタカーの受付はいつぐらいまでしていると思うか聞かれた。 「夏休み中は閉園15分を切っても受け付けていたと思うけど・・・」 そうしているうちに時刻は8時半を回り、8時35分を回った。 諦めるしかないか・・・。 閉園30分を切ったらどんなに空いているパビリオンでも募集終了だ・・・。 |
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奥の赤い服がカーモデラーを終えたけんと君。 |
カナが新聞社を終えたのは8時36分だった。 妹のレナはまだ記事を書いている。 出てきたカナに「どこかまだ募集しているところがあったら携帯に連絡するから先にレンタカーに行っていなさい」と伝えて、私はさっきけんとママさんに教えてもらったパビリオンの様子を見にでかけた。 しかし、既に名刺屋もファッションデザイナーも住宅建築現場もクローズしていた。 携帯に電話をする暇も無く、大急ぎで新聞社に戻ると、カナはまだ妹を待っていて、ちょうど妹のレナはたった今、仕事を終えたところだった。 「どこかあった?」 「全部閉まっていた」 その足で二人の手を引き真っ直ぐ二階へ向かった。 ダメもとで。 |
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キッザニア東京体験レポート 期間限定びょうぶ職人11へ続く
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