キッザニア X キッザニア　キッザニア東京体験レポート　意外に空いてる日曜日

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			キッザニア東京の眼科医師の仕事は白内障の手術をすること。白内障というのは目の中でレンズの働きをするべき水晶体が濁ってしまう病気で、手術ではこれを取り除き、新しい人工のレンズをはめ込む作業を行う。装置のレバーは白いものが二つ、黒いものが二つの四つあり、作業は二人で分担するのでレナは黒いレバー担当になった。


	まず角膜周辺部にごく小さな穴をあけ、水晶体を包んでいる手前の膜を切って窓を作る。次に濁った水晶体を超音波で砕き、吸引・排除する。


	綺麗になったところで、新しいレンズをはめる。これ、なかなか難しいらしいのだが、レナのパートナーになった小さい男の子は偶然にも一発でぱかっとベストポジションにレンズをはめこむことができて、スーパーバイザーも喝采。綺麗に洗浄して手術完了。レナのコメントは、「(面白かったけど)目の中がちょっと気持ち悪かった」。


	他の方から聞いたのだが、実はこの日、閉園1時間を切ってもまだ、お菓子工場に「～30分」の札が下がっていたらしいのだ。もし札のしまい忘れで既に終了していたのだとしても、30分の札が下がったことに驚く。日頃のお菓子工場を知っている人ならば、これがどのくらい異常な事態か判ると思う。		8時20分。このころには眼科手術も募集終了。病院で残っているのは薬剤師と、意外にも赤ちゃんのお世話の二種類だけ。また、さっきふっと空いていたパイロットをはじめ、キャビンアテンダントとあわせて空港エリアも既に全て募集終了になっていた。そろそろ最後のことを考えないと。最初に立てたプランでは、姉妹でレンタカー乗車を考えていたが、ラストにレンタカーを持ってくるのは他のお仕事の多くが閉園1時間前には終了になる混雑時の最終手段。今日みたいに空いていたら、もっと別のこともできるはず。レナはもう眼科の仕事を終えて引っこんでいるから、これから着替えてお給料をもらって出てくるとしても最後のお仕事に間に合いそうだが、カナは微妙だ。パイロットの仕事が始まったのは8時11分ごろで、パイロットは少し体験時間短めの25分だが、ラスト30分を切ると、体験時間の絡みから入れるお仕事数が激減する。かといって、レンタカーはあくまでも姉妹一緒に乗るから楽しいのであって、いい歳した姉が一人で乗っても楽しくはあるまい。ここはなんとかカナに8時半前に自由になってほしいところ・・・。


	カナのパイロット体験風景。パイロットも何回体験しても楽しい仕事の一つだと思う。で、このときまだ2階の病院前にいた私はふと思いついた。スポーツクラブもスポンサーが変わってから未体験だったよな。最後の回のプログラムはテニス。テニス、面白そう・・・と思ったけど、定員を見て滑った。 4人～。 4人かぁ。スポーツクラブの最終回は、閉園20分前に最終募集というのがポイントで、最後の最後に駆け込む場所としてレンタカーと同じくらい重宝する。それだけに4人は痛い。テニス以外のプログラムはそれなりに定員が多いはずだから、できれば最終回はもっと大人数で入れるプログラムをお願いっ。


	ついついぼーっとレナの出てくるのを2階の病院前で待っていたら、あっ、そうだった、病院パビリオンは入口が2階で、出口は1階だったんだ。こんな基礎的なことを忘れているとは、しばらくキッザニアを離れているうちにすっかりぼけたな。幸いまだレナは出てきていないようだった。ここはもしお子さんが終わっても保護者が来ていない場合などはその場で待たせてくれたりする。レナが出てきたのが8時24分。おおー、なんてナイスな時間なのだ。今日みたいに空いていたら、あと5分あれば間違いなくそこそこの仕事は見つかるはず。


	とりあえずビューティーサロンへ向かってみた		しかし問題は姉だって。レナに今なら空いているところどこでも選び放題だが、姉と一緒に最後の仕事をするならぎりぎりまで待つべしと教える。ちらちらと回りを気にしながら、パイロットが終わるのを待つ。「暇ならそこのビューティーサロンに行ってプレッシャーを掛けておいで」「・・・」すぐ戻ってきて「お姉ちゃんとやるなら一緒に来ないとダメだって。予約とかはできないから」とレナは泣きごとを言う。そんなことは判ってるって。そうじゃなくて、やりたいやりたいと意思表示してビューティーサロンの前に立っていれば、少なくともタイムリミットによる店じまいはきっと1分ぐらい待ってくれるだろうと考える姑息な母なのであった。今か今かと待っていると、ようやくカナがパイロットを終えて出てきた。 8時31分。ぎりぎりだぁ～。ラストスパァァァァ～トっ!!

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