キッザニア X キッザニア キッザニア東京体験復活レポート

*05*



おもちゃ工房のお仕事は、さっきも書いたがキッザニアオリジナルバージョンのリカちゃんフィギュアとトミカのパッケージデザイン。

まず初期画面でリカちゃんかトミカを選択し、次に背景を選ぶ。

これはリカちゃんバージョン。




こちらはトミカの画面。

いろいろクリックして入れ替えてみることもできる。




背景を選んだら、次は写真、最後にロゴを選ぶ。
これらも前に選んだものが決定ではなく、ロゴや写真に合わせてもう一度背景を入れ替えてみることもできる。

トミカも同様。背景・おもちゃの写真・ロゴの三つの組み合わせで自分のデザインを作っていく。ただまあ小さい子でもできるようになっている分、組み合わせは限られてしまうが。




デザインが決まったらプリントアウト。その間に日付と名前をマジックで記入。

プリントアウトが終わったらパッケージに張り付ける(シールになっている)。



箱を組み立て終わったら、おもちゃに不具合がないかよく確認した後、箱にしまって終了。

ちょうどこのときたまたまおもちゃ工房を待っている男の子の乳歯が抜けたようだ。

キッザニアに来る子供たちの年齢から、ここで歯が生え換わる子も少なくないかもしれないな、なぁんて。



おもちゃ工房を待っている間に私たちは次の仕事も相談していた。

カナの希望は筆記具屋。
レナの希望は絵の具屋。

しかし、カナが筆記具屋・絵の具屋・名刺屋の受付で筆記具屋の待ち時間を聞くと2時間後の体験になるとのこと。

まあそれは予約ができるから別にいいやと思ったら、予想外のことを言われた。
「1時間ほど自由時間がありますが、そのあと戻られたらこの場所でさらに1時間待っていただきます」

ええ〜っっ?

おもちゃ工房の方は、戻ってからの待ち時間は15分だったよ。
なんでこっちは1時間!?

せめて30分でいいんじゃ?

どうせ予約状態なら現地で1時間も待たせる必要はないんじゃあ?

だって5時間しかないキッザニアでの1時間って、すご〜く大きいんだよ。

うう〜ん・・・、というわけで、いくら2時間が1時間に減ったところで1時間待つのは嫌だぞ。
画像は新しく始まったキッザニアドリームカンパニーのサンドイッチマン

予約を入れて自由時間を過ごした後、現地でベンチに座って待つ時間はパビリオンによっていろいろだということが分かった。

詳細は分からないが、私の勝手な推測だと、待ち時間が長いもの(つまり人気パビリオン)は、戻ってから待たせる時間も長い可能性がある。
その理由は、確実に開始時間までに戻ってもらうため(?)

もうひとつ。
体験時間がメンバーの平均年齢などにより大きくずれる可能性のあるパビリオンは、戻ってから待たせる時間が長い可能性がある。
これは納得できる。

→こかこーらさんから掲示板で「お仕事予約後の自由時間についてですが、おそらくどのパビリオンも、「最大1時間の自由時間」と設定しているのだと思います。バイザーさんにそのように言われたことがあります。ですから、待ち時間が2時間なら、1時間の自由時間と1時間はベンチに座って待ってもらう・・ということになるのではないかと思います。」という情報を頂きました。ありがとうございます。



しかも、レナが絵の具屋の待ち時間を聞こうとしたら、スーパーバイザーは当然姉妹で同じパビリオンをやるものだと思い込んでいたのか、カナが断ったら、レナには聞かず、スッと入ってきた他の子の希望を聞いて、どんどん予約を受け付け始めた。

当然レナは、もう絵の具屋の待ち時間を聞こうとはしなかった。

親はいつもこういうとき、やきもきしちゃう。

もっとはっきり積極的に主張すればいいのにって。

しょうがないんだけど。

こういうことを鍛えるのもキッザニアならではだと思うしかない。

大人になってから現実世界はもっともっと厳しいんだもの。



次に二人はテレビ局へやってきた。

テレビ局のお仕事はカナなど前から好きだったが、スポンサーがテレビ東京に変わって、内容も以前とまったく違うよう。

ただ、我が家はピラメキッザニアの元ネタであるピラメキーノ自体を見たことが無いので(じゃダメじゃん)、そこが心配だった。

とにかくテレビ局で待ち時間を聞くと、なんと筆記具屋をさらに上回る2時間半待ち。
もちろん戻ってから待つ時間は1時間以上。
さらに、現在募集しているその回が、本日最終の回だと言うから驚きだ。

ええ〜、ちょっとちょっと待ってよ。
確かに入場時に既に開園から30分近く過ぎていたけど、我が家的にはまだ最初のお仕事をひとつしたばかりで、まだまだ今日の序盤のつもりでいたのに、既に最終回の募集ですか!?

・・・すいません。
テレビ局、諦めます。
そもそもピラメキーノ知らないし(涙)。

テレビ局は以前から安定した人気があったが、リニューアルして現在は相当な人気パビリオンと言えるようだ。
下手したら終了札はお菓子工場よりかなり早くかかるかもしれない。



新しくできたお仕事の中で、納得できる待ち時間内でできるものが見つからない。

カナ的にはファッションデザイナーに行きたがったが、これは他の希望パビリオンよりは空いていると思えたので、タイミング良く入れるのでなければ後回しにしようと私は計画していた。

「動物病院とかはどうかなぁ」
動物病院はカナは入院管理を、レナは検診を、一度だけ体験したことがあるが、三つのお仕事のうち二人とも残る二つは未体験だったからだ。



動物病院でも最初は姉妹二人でやると思われたようだが、今回は二人は、一人しか入れなくても良いとはっきりと意思表示した。

「別々のお仕事でよければ、同時にスタートできます。手術はひとつだけ待ち時間が長いのですが、入院管理と検診は一人ずつなら50分待ちで始められます。自由時間の後、戻ってから待つ時間は20分から25分程度です」
「やります」
二人は、それぞれ未体験の方を選んで予約することにした。

スーパーバイザーがまた、子供たちがめいめい首から下げたケースから一人ずつJOBスケジュールカードを取り出し、集合時間と受付番号を記入した。

そうしている間も人気の動物病院には次々と子供たちが押し寄せ混雑してきた。

受付を終えて私のもとに戻ってきた子供たちに正確な集合時間を聞くと、6時10分とのこと。

・・・現在の時刻が5時39分。
正味30分か。

さっきの15分より長いけど、30分!!
これまた有意義に使うにはあまりにもタイトだっ!!?

キッザニアのお仕事・体験は、その大半が30分程度。
もちろんその30分は体験時間そのもので、体験前にまず多かれ少なかれ待ち時間が生じるはず。

じゃあ30分後に戻れと言われたら、いったい何ができる?


キッザニア体験レポ キッザニア東京体験復活レポート 6へ続く

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