まず最初に焼酎造りのミニチュアがあってほっこりする。
それから芋の蒸し釜や貯蔵庫、ずらりと甕が並んでいる部屋などがある。
明治蔵の敷地に入った時から感じていたが、一帯にほのかに甘い発酵臭が漂っている。
甕がずらりと並んでいる仕込み場は特に顕著でお酒に弱い人はくらくらきちゃいそうだ。
見学コースの途中に望楼入り口がある。
らせん状になった木の階段をぐるぐると登っていくと、息が切れた頃に外から見ていたあの展望台に着く。
冷え冷えとしていた蔵から登ってくると、最上階のそこはガラス窓から入る日差しで温室みたいに温かかった。
狭いながらも座る席などもあり、子連れ家族や若いグループなどが飲み物など飲んで一息ついていた。
そこからの景色はちょうど町並みを360度見下ろすことができるが、立神岩などは手前の岬が邪魔をして、陸地に立っているように見えていた。
最後に売店があるのはお約束。
試飲もできるけど焼酎好きのパパはドライバーだし・・・私はその中から梅酒の瓶を見つけて味見してみた。昔ながらの黒糖で作った芋焼酎の梅酒だ。
売店の人にお勧めを聞いて、せっかくだからと限定品の明治蔵造りたて一壺酒と、その焼酎屋の梅酒黒糖仕立ての二本を買った。