子連れ旅行温泉日記

雪見露天風呂紀行【榛名湖日記8】5-4


4.長笹川の天然露天風呂

 上がって女将さんに、川も見てきたいのですが車を置かせてもらっていいですか?と伺うと、快諾してくださったので荷物だけ置いて川へ向かった。
 ゴールデンウィークにも通った道だ。橋の袂の桜は、あのとき満開だった。今は寒々しく葉のない枝を広げているばかり。
 川へ降りる道は二つあったが奥の階段は雪で埋まっているので、手前の雪道を降りることになった。ずるずると凍り付いて滑るので、子供の手を引きながらだと少し怖い。

 川の天然露天風呂が見えてきた。
 ゴールデンウィークには増水でとても入れなかったところだ。あのときは温度も水そのままだったし、何より水の勢いが凄くて流されそうだった。
 今はどうなのだろう。適温なのかな。それとも気温が低いからやはり温いのか。

 パパは人が入っていると思わなかったそうだ。
 私は年末年始の休暇に入っているのだからかなり人がいるのではないかと思っていた。
 どちらの予想も裏切り、実際は今日の入浴客は二人だった。
 広い川の中にたった二人、気持ち良さそうに入っていた。
 さっきの明星屋の露天風呂も貸切状態だったけど、昨日の草津と違って冬の尻焼温泉は意外に空いている。
 手を入れてみると明星屋の露天風呂ほどではないが割りと熱い。十分入れそうだ。静かに流れる川の中には、ところどころぽこぽことお湯が湧いているのが岸からでもよく見える。


左上の画像で二人ほど入浴中なのが判ります? ちなみに右端に写っているのはカナ。
この季節は長笹川でも雪見露天風呂が楽しめるんですね。
右下の画像では、川の中からぽこぽことお湯が湧いているの、見えます?





5-5.いのしし焼肉に舌鼓 野反ライン山口へ続く


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