◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記
20.ROMANTiCO ROMANTiCAのティータイム
先ほどのTACHIKAWA CAFEが米穀店をリフォームしたカフェなら、こちらのロマンティコ ロマンティカは缶詰工場をリフォームしたそうだ。
海外の港町の木造建築みたいな色あせたペンキの風合いが可愛らしい感じ。
板張りのドアを開けるとそこはカフェではなく何故か花屋?その先にもう一つドアがあってその中は確かにカフェだった。
テーブルとイスは同じものをそろえるのではなく、あえてまちまちに、奥の大きなテーブルには無造作に本を積み上げて、テーブルの下には緑のマットを敷きウサギの置物を置いてみたり。
何だかちょっと不思議の国のアリスの世界にでも入ったような面白い店だ。
TACHIKAWA CAFEが大人の雰囲気を漂わせているとしたら、ROMANTiCO ROMANTiCAは夢見る少女という感じかもしれない。
手作りっぽいメニューをめくって自分はケーキセットを、カナはブルーチーズとお餅のピッツァ、レナはそれをちょこちょこと分けてもらうことにした。
ケーキはあるものから選んでと言うのでレジ前のショーケースを見に行き、ブルーベリーの乗ったロールケーキをチョイスした。
しかし今日は甘いもの食べ過ぎかなぁ。
旧イギリス領事館のアフタヌーンティーから始まって、公会堂のとなりですのキャラメルソフトとか、ロマロマのロールケーキとか。
裏を返せば函館には幸せになれるスイーツいっぱい。
一口食べれば幸せな時間。
5時ちょっと前にお店を出た。
まだ函館駅に戻ってしまうのは少し早いか。
またまた路面電車に乗って二駅戻って十字街下車。
夕暮れ時の金森赤レンガ倉庫に立ち寄って、少しお買いものして帰ろう。