◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記
1階は食堂、球技室、寝室など、2階は中央に大広間があって貴賓室やベランダなどもある。
2階の面積の多くを占めている大広間は別世界だった。
これから明治鹿鳴館の時代劇が始まりますと言わんばかりに色とりどりの華やかなドレスをまとった女の人とか子供とか、それからカメラを構えた家族とかでいっぱい。
旧函館区公会堂のハイカラ写真館は、衣装レンタル1,000円(20分間、ちなみにドレスだけじゃなくて男性用の正装もある)、ヘアメイク1,000円(レンタルアクセ料込み)、予約不要(というか予約できない)、館内を自由に行動できて撮影は自前で、という気楽さが人気の秘訣だと思う。
これがもっと高額で、館内の決められた場所でプロカメラマンが撮影・・・なんて敷居を高くすると利用者は激減するはず。
ドレスを着た観光客たちが思い思いのポーズで記念撮影をしていた
大広間の賑わいとは別に静かな貴賓室の方は、見ていると館内の関係者なのかガイドなのか年配の女性が近づいてきて、大広間は復元された偽物だけど、貴賓室の方は当時のままで、あのシャンデリアを吊るしているところの天上の漆喰の模様など見事なのでぜひじっくり見ていきなさいと教えてくれた。
最後にテラスからの眺めを楽しんで旧函館区公会堂見学はおしまい。
館内には他に旧小林写真館で使われていた撮影道具を展示している部屋やレトロな雑貨をそろえたメモリアルショップなどもある。
小林写真館と言えば、実際の店舗の方は昨日宝探しの途中に見かけたな。