子連れ旅行温泉日記
グランデコ雪遊び日記3-5
5.番匠で赤べこ絵付け体験
手作り体験ひろば番匠まではすぐ。
さっき電話で問い合わせてみたところ、特に予約などは不要。3歳くらいから楽しめるということだった。
子供って、色をぬったり工作したりするの大好き。牛さんの色を塗るんだよと説明した。
道沿いに大きな看板が出ているので判りやすい。
引き戸を引くと、中はいきなり体験室になっていて、並べた細長い机の上に、見本の赤べこが置かれ新聞紙が敷かれている。
赤べこの他にも、獅子頭や漆器の箱などの絵付けもできるようだが、まずは赤べこだろう。赤べこは、昔会津に性質の悪い疱瘡が流行ったとき、これを持っている子供たちだけは病にかからなかったという伝説のある伝統工芸品だ。胴体には丸い痣の様な文様があり、これは疱瘡をあらわしているという。
早速子供たちの赤べこ絵付け体験をお願いした。
筆、白と青の顔料、筆を洗う水と拭く布が準備された。これで真っ赤に塗られた赤べこに模様や表情をつけていく。青く見える顔料は、乾くと黒になると説明された。
見本はあるけど好きなように描いていいからねと言われ、本当に好きなように筆を滑らせるカナとレナ。
伊香保おもちゃ博物館のキューピー絵付け再来か?
手作り体験ひろば番匠 赤べこ製造元で、気軽に絵付けを体験できる。
3歳ぐらいから楽しめるのがいいね。電話予約など特にいらない。
カナは結構計画的に描いていく。女の子の牛にするのだそうで、目には睫毛もつける。レナはとにかく背中に色を乗せていく。混ざろうが気にしないようだ。
二人とも夢中で絵付けをしていた。赤べこは首がゆらゆらと揺れるようにできているので、顔を描くのがなかなか難しい。
絵付けが終わるとストーブで乾かしてできあがり。2、3分で乾くと言われたけど、レナが顔料を厚くのせたのでなかなか乾かなかった。
名前は何にする?
カナは「うしこ」ちゃんにすると言った。
それを聞くとレナも「うしこちゃん」。必ず姉のつけた名前と同じものをつけたがって、いつも喧嘩するのだ。
「同じ名前は駄目」とカナ。
「じゃあ、もーこちゃんにしたら?」とママが言ってもレナは聞かない。まあ、もーこちゃんは可愛くないか。
「ももこちゃんにする」
おお、レナにしてはまともなネーミング。
夢中で色を乗せていくカナとレナ。
この真剣な表情を見てください。
左下の画像で中央に写っている縞々の赤べこは見本。